退去の季節

今日の大川端の桜
蕾はまだそれほど
ふっくらしていませんでした
今年度も先週3月25日を最終日として、留学生たちの約半数の住人が退去して行きました。

25日が最も多く、10数組の部屋の退去立会いのために、国際交流センターから4人のご担当が朝から来館されました。内お1人は中国人の担当者です。大学で4年間勉強して卒業する留学生に通訳が要るほどの不勉強者はいません。それでも退去に伴うゴミの処理などのこまごまとしたことを、母国語で説明する方がわかってくれる場合もあり、中国人のスタッフは頼りになります。


桜の季節、この遊覧船が
大活躍します。
少し開花している枝もありました
5時に出勤した時にはあと2室だけが残っており、8時半ごろ両方から「部屋の片づけが終わったのでチェックお願いします」と連絡がありました。『あなたたちが入居してきた時のようになにも無い状態にしてね』と言ってあるので、皆はそれに向かって整理していきます。

いつも最後に私が訊くことは「エルセレーノに入居してよかった?」ということなのですが、大体皆が「ここに入れてラッキーでした」と答えてくれます。しかし、今年の最後の最後に見に行ったファミリータイプの部屋の妻は「キッチンが小さくて不便だった」とにこりともしないで言いました。普段からブスッとして笑顔を見たことのない人なので(うん、らしい答え・・・)と私は納得。夫は「ベランダがとても広くて良かった」と満足気。私はこの女性とは10分も一緒にいられない感じを改めて受けたけれど、この男性はこれから先も大丈夫なのかな、とチラと思ったのでした。

もう旧聞に属しますが、韓国人留学生Kさんはオクスフォードから日本に戻り、3月14日に会いました。一ヵ月半の短期イギリス留学は彼女にとって大変成果があったようですが、毎日雨風に悩まされあまり太陽を見なかったそうでした。おまけに現地のカフェでジプシーの子供にスマホを盗まれ、必ずしもいいことばかりではなく、「よく帰って来れた、と思います」と言うのでした。
先週から元の職場に復帰し、家族と一緒の寛いだ生活を送っている様子です。何より無事でよかったです。


コメント

  1. 今年もこの季節が訪れましたね。
    別れも、出逢いも桜が似合いますね。(^^)v

    孫は小学校を無事卒業しましたが、受験のため一年間休ませて貰った、地元サッカーチームの仲間達とも卆団式や旅行に参加させて戴き「別れ」の日々を送って居ります。

    我が大山崎ふるさとガイド一班も、昨年ふるさとガイド養成講座受講の四名の新人ボランテイアガイドをお迎えすることが出来ました。
    これも新しい「一期一会」の出逢いでしょうか。(*^^*)

    4月には孫も「中学校進学」の新しい出発点に立ちます。新しい仲間達が待っている事でしょう。(^-^)

    「入学式」桜も満開だと思います‼是非とも出席しようと考えて居ります。(*´∀`)♪

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    1. お孫さんの小学校ご卒業おめでとうございます。ご家族のお喜び、感慨、一入でしょう。。。卒団式や卒団旅行、我々の時代とは隔世の感があり、感心しました。

      大山崎ふるさとガイドさん、観光に来られる皆さんに説明するには膨大な資料の読み込みが必要だと思いますが、一つの班に四名もの新人が入られたとは、少しびっくりです。

      前途洋々の新一年生くん、お勉強にサッカーに意欲満々でしょうね。入学式の日の日本晴れを祈っています(^-^)。

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