秋の味

食欲の秋・・・と言いますが、秋だけではない人もいて・・・
保温調理器で煮上がった秋刀魚
今の時期の味覚の王者、主婦の味方、秋刀魚。。。毎年この時期、最も秋刀魚のお安くなる時期を見計らって、大量に買います。と言っても大したことは無いのですが、、、10尾くらいですかねぇ。

焼き秋刀魚がじゅうじゅういってるようなのを大根おろしとポン酢でいただくのも大好きです。
でもシーズンに一度は煮つけにし半分冷凍しておいたりして、便利に美味しく骨まで頂きます。
先日もいつものように保温調理器で煮つけ、ちょっとお裾分けなどもしました。


マルメロと紅玉・千秋りんご
「マルメロ」って可愛い名前の果物をご存知ですか?寛永年間に初めて長崎に渡来したと言われるこの果物は、イランからトルキスタンが原産地のようで、ポルトガル経由で日本に入って来たらしいのです。洋梨のような形をしていても洋梨でなく、かりんのようでかりんでなく、仄かな甘いいい香りのする珍しい果物です。ゴツゴツした表面は綿毛に覆われていますが、スポンジなどでこすり取ると綺麗な黄色になります。

これをこの秋、長野県の果樹園からりんごと一緒に送ってもらいました。収穫してすぐ送ってもらっているので早速いただいたところ、うーん、少々硬くて味もさっぱりとした甘さで糖度6~7度くらいでしょうか…がんばって1/4を試したところで残りはジャムにすることにしました。

ヨーグルトの上にマルメロのジャム
相性はとてもよかったです、美味しい!
ジャムはとっても簡単でした。荒く刻んで煮てミキサーにかけ、砂糖を何回かに分けて入れ、混ぜて水分を飛ばし、好みの濃度に仕上げます。なんの添加物もないシンプルなジャムです。
パンに、ヨーグルトに、そしてロシアンティーのようにしてお紅茶でも楽しみたいと思います。

この一ヵ月ほど、こういう台所仕事などをしながら書道の宿題を抱えていました。おけいこは月二回ですが、9月は一回お休みがあって提出までおよそ一ヵ月余裕があり、切羽詰まっていないということはかえってダラダラして、一向にいいものが書けないのでした~。でもチョコチョコ合間に書いていると、お手本を見なくても書けるようになり、線に迷いが無くなりました。それでようやく先生の前に出せるものが何枚か出来ました。


百人一首の一番、天智天皇の御製とされていますが
本当は作者不明歌だそうです
「秋の田の仮庵の庵の苫をあらみ
わが衣手は露にぬれつつ」
 

万扇先生はさすがです。私が最後に書いた自分でも一番のものを選んで提出用とされました。「綺麗に書けるようになったねぇ。これは線に迷いが無いわ。気負いもない。」と言われました。まさしく私が目標に掲げていたことを今回は達成できたのでした。

(7,8年前まで漢字の太字はともかく、かな文字はまったく苦手でした。先生が「次回はかなです。」と言われると休むことも度々でした)

次はまた一からですが、今回は完ぺきではないものの一応なんとか提出できてよかったです。なによりも部屋が少し片付きました~~(^-^)






コメント

  1. お習字の作品中々いいですね!!
    運筆が大変スムースで自然の流れを感じますよ。
    お写真では文字の”かすれ”具合や濃淡が少し分かりにくいですが。。。
    秋の雰囲気が良く出ていると思います。(^^)

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます!

      何回書いても本当に満足なのはなかなか出来ませんねぇ…

      かすれの箇所は文字のサイズが小さく凝縮されているのでちょっとわかりづらくなっていますね。小筆を全部おろして墨をたっぷり含ませているので、墨継ぎからかなり保つことは保っています。その方が筆を走らせ易い
      気がします。

      朝晩、肌寒くなってきましたね。お気をつけてお過ごしください・・・

      削除

コメントを投稿

人気の投稿