愛染まつり

6月30日に四天王寺に所用があった私は、愛染まつりのちらしを街角で見つけてその用事もそこそこに、ざわめいている街中へ出てみました。

高価そうな本格カメラを手にしたおじさんやお兄さんたちが歩道を行き交っています。谷町筋沿いのその歩道には夕方からの商いに備えて、露店の商人たちが忙しそうに活気にあふれた面持ちで店構えを始めています。歩道は所狭しと店の構築物やガス台、はたまたお鍋などで一杯!

待ちかねた宝恵かごパレードが「もうすぐ来るよ!」という声で、コーヒーを飲みながら喫茶店でマスターと話していた私は「また帰って来ますからッ」とコーヒーと荷物を店に置いたまま、飛び出しました。行列の先触れの鉦と太鼓の音が賑やかに聞こえ始め、宝恵かごが近づいてきました。

アレッ、駕籠に乗るのは日本髪に黒紋付きの芸妓さんじゃなかったっけ・・・浴衣のギャルがかごから体を半分乗り出して愛嬌と笑顔を振りまいています。時代は変わったのでした~
「愛染さんじゃ~ ホッエッカッゴッ・・・」、威勢のいい掛け声は昔と同じです~~

かご上げ
宝恵かごパレードはあべのキューズモールを午後1時に出発してJR天王寺駅コンコース⇒あべの地下センター⇒天王寺公園前⇒谷町筋を北上⇒愛染堂(午後3時ごろ)と、練り歩きます。

先回りして愛染堂付近で待ち構えていた私は境内での“かご上げ”を見届けて、多宝塔を後にしました。
喫茶店に預けていたものは、すきま時間に返してもらいました~

愛染祭りは6/30~7/2までで、このあと大阪では数多くのお祭りがありますが、天神祭でピークを迎え、住吉祭りに終わる、と言われています。

この宝塔は推古天皇元年、聖徳太子の創建(593年)。
1597年、豊臣秀吉が再建し、明治42年国宝建造物に指定
 
愛染堂
(この裏に多宝塔があり、
その前でかご上げが行われます)

コメント

  1. 大阪は天神祭の頃が一番暑いと言われていますが、この二三日の暑さは異常ですね。。。台風接近中のせいでしょうか(@_@)日中外にでるとクラクラします。
    昨日京都市内に小用で出かけましたが、祇園祭で四条通りは大混雑でした。タクシーや市バスは停滞・・・京都へお越しの節は地下鉄をご利用ください。(_ _ )/ハンセイ昨日、今日と連日の通院でしたが、通院途中で熱中症では『洒落』にも成りませんね。時節がら『猛暑お見舞い申し上げます』友人が一句献じてくれました。『衰えなど何処吹く風か百日紅』。。。

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  2. ホント、メチャクチャ暑いです!これまで空気清浄機で対処してきましたが、いよいよそれじゃ我慢できなくなって、11日土曜日ついにスプレー缶によるエアコンの洗浄をしました。その上室外機の洗浄もしましたよ~。2台分はベランダの柵を乗り越えて屋上に設置してある室外機にストレートのお水をホースで当てるんです。。。おしりに火がついてやっとできた!!!(^-^)アレルギーで喘息持ちの人間はしんどい…でも達成感で一杯~

    この暑さの中、ひときわ暑い京都市内へ!ご苦労さんどすなぁ…そうですねぇ、地下鉄がいいですよね^^お気をつけて下さいね。

    百日紅、私も昨日市内を移動中、どこやらで見ましたが、鮮紅色のお花が天に向かって咲いていて「夏だなぁ」と思いました。ご友人、いい句がおできになりましたね。

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