天神祭は世につれ～世は人につれ～

天満宮の地元に住んでいると（あー、お祭りだった！）とその気でなくてもお祭りの持つ独特の雰囲気に心浮き立つことがしばしばです。買い物に商店街に出るとお神輿や踊りの行列に出会い、家の中にいても角付けをする少人数の、獅子装束も交えた祭り装束のグループの気配を感じます。

とっても華やかですよね

今年の、商店街を踊りながら、笛を吹きながら、ただ歩きながら、の行列を見て、ちょっと前までのただの浴衣姿ではない装束になっているのに気づきました。土佐発祥で今や全国版となった“よさこい踊り”に通じる衣装を想い起させるものでした。

超若者たち！がんばって！

そしてお祭りを受継ぐ次々世代の幼い子供達の多くが、積極的に動いているのに少し驚きました。　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お祭りの夜は花火です。久しぶりに韓国人留学生Ｋさんに付き合って大川端へ出かけました。「今年で最後のお祭りですから」と、来年は博士号と共に国へ帰る予定のＫさん。お国には婚約者が待っています。

花火の打ち上げ場所に近い帝国ホテル近辺は私が知っている限り、今年が一番多い人出でした。

花火の撮影は難しい～

Ｋさんが言うには「前後に人が迫っていて、息もしづらい感じ」。お巡りさんやホテルの警備担当者などが多数出ていて、ずーっと大回りしなければ川にも近づけませんでした。でもなんとか樹々の梢の隙間や樹上から花火を垣間見ることが出来て５０００発のうちの何十発かを観ることができ、満足して帰りました。

この数年、奉納花火は協賛金が減少し４０００発しか上げることが出来なかったそうですが、今年はインターネット上で資金を募り、花火の数が増えたそうです。
花火も世につれ～