断食月(ラマダン)の終了
スイミングクラブへの通路で華やかに咲くつつじ
3月22日からのラマダンが昨日4月21日で終わりました。新聞の「あすのこよみ」欄を見ると、日本では 21日(金)の月は真っ黒で、22日(土)に「これから新しい月が始まるよ」という形の正に新月になっていますね。
イスラム圏では太陰暦が用いられています。ラマダンの始まりの日も、終わりの日も、月の満ち欠けに基きます。地域によって、国によって一日のずれが生じると思いますが世界中のイスラム教徒がお月さんを気にした生活を送っておられるのは、少しロマンティックに思います。昔の日本もそうでしたけど。。。
この状態では空に月は見えません 今夜は細い三日月が浮かぶでしょう一ヵ月の断食の間、私など食いしん坊の人間はそれがどれだけ辛いんだろうか、と同情したくなるのですが、それが普通に習慣になっている人たちには何でもなさそうに見えます。空に太陽🌞が上がっている間は、一切の飲み食いは許されていません。勿論幼子や病人には許されますが。。。曇っていてもだめですよ、雲を払えば、そこに太陽は存在するので… 一日一回の食事、18時半には摂っていいようです。
最近息子が帰った後、ダイニングテーブルの上に10冊もの本や冊子が置いてありました。皆イスラム教に関するもので、一番分厚いのは、日本語で言う「コーラン」です。その日は話すことが沢山あり、後日「何であんなに持って来たの?」と訊くと黙っていました。 …話さなくてもわかるでしょ…と言う事かと思っています。イスラム教をより知ってもらいたいのでしょう。
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