ティー・タイム

普段自分の為に淹れる時はこれらを使います
先日シリア人留学生とお茶を飲んでいた時に、私の勤めていた会社での朝一番と三時のお茶の時間には、職場の女性がお茶を淹れていたことを話しました。

女性がお茶を淹れることについては、ごく普通の事として話していたのですが、Y君は非常に不可解な事と捉え、「日本に来てから僕が塾の講師をしていた時も、人事部とか総務部の女性がお茶を淹れてくれていたけど、僕はいつも違和感を抱いていた。」と言いました。
「どうして男性はお茶を淹れないの?」と・・・ちょっと返事に窮しました。



そう言えばそうです。男性もお茶を飲むのだから“淹れて当然”かも知れません。課長や課長代理の人達は、仕事を優先してもらうとしましょう。ヒラの男性に課員それぞれのお湯呑を覚えてもらい、湯沸かし場でお湯を適温に沸かし、各自のお湯吞に注ぎ分けたものを配ってもらう、という事になりますね。この図は、やはり私には想像も出来ません。女性課員たちは(平等でうれしい)と思うより、逆に居心地の悪い思いを抱いてしまうに違いありません。

この頃気に入っている組み合わせ 

 



私が25歳の頃、その時のアメリカ帰りの課長が私に「あなたはお茶を淹れる時間、仕事をして下さい」と言われました。確かにその頃、私はアシスタントを2人付けて貰ってとにかく忙しく、左右の耳に2台の受話器を当てて2人と話していた上にまだもう1人から電話が掛かって来た、という状態の時もありました。お茶を淹れなくてよくなったのは、ある意味有り難く、ある意味息抜きの時間を無くしてしまったのでした。

 


その後、2年ほど経ってその課長が転勤され、課の雰囲気が変わり、私がお茶当番を外れているのはおかしい、と言う声が女性から出て、私は当番に復帰したのでした。シリア人留学生は、その時の女性たちのやっかみめいた声を変だと言うのでした。お茶を淹れるより仕事をする方が大変なのだから「息抜きの為にお茶当番をどうぞ」と言うのならわかるけど・・・と、言うのでした。

 

当の私は当番に復帰した当座、お茶の淹れ方にすっかり自信を無くしていて、皆んなの仕事中の机のどこに置けばいいか等もとても緊張したものでした。


それから数年、各階に給茶機が設置されました。そしてしばらくは給茶機で汲んだお茶の濃さを調節しながら人数分を用意して配っていたのですが、コカ・コーラ社の自販機も設置された頃になって、お茶は各自で好きな時に自分で汲むこととなりました。そのまま今に至っていると思います。


ワンちゃん、ご苦労さんでした!

今年も押し迫ってまいりました。温暖化ってホント?と言いたい位のこの処の寒さです。風邪やインフルエンザに気を付けられて、皆さまどうぞいいお年をお迎えくださいね。  ではまた来年!
 

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