天神祭宵宮

「大阪は天神祭の頃が一番暑い」とはよく言われ、私も実感するところですが、今日の北区の最高気温は(スマホで今見ると)31度Cだったようです。そういえば「猛暑日、35度Cを超える日」というのは7月5日の36.3度Cだけで35度台はなく、あと34度を超えたのは7月に入って5回でした。

帝国ホテル大川側入り口の献灯
宵宮の今日、天神講の獅子舞が、OAPプラザ館内や帝国ホテル1階を練り歩く筈なので、ぶらぶらと歩いて行ってみました。しかし1時を回っていたのでその辺りに獅子の姿はなく、緑濃い大川端を木蔭伝いにフィトンチッドを浴びながら散策しました。帝国ホテルができたおかげでこの辺りの自然環境は整備され、“緑溢れる都会のオアシス”の趣があります。
帝国ホテルも天満宮の氏子であるらしく、献灯としてお祭り提灯をホテル入口に吊るしてあります。

小さくて判りにくいですが、向こう岸に明日観光船として
使用される台船が2台準備されていました

                              ホテルを後にして、商店街寄りに戻ったところにあるスーパーで買い物をして、家に向かっていると、何やら人々のさんざめきとピーヒャラの笛の音が耳に入りました。(すわ、なにごと・・・)とそちらの方へ足を延ばすと、やっぱり!いたんですよ、獅子が・・・探してはいなかったのに、どこかで獅子との遭遇を期待している私へのプレゼント?門付けをしている獅子舞の一団が天神橋筋商店街の脇道にある商店やマンションの入り口で、「舞を一節・・・」というほどに一踊りしていたのでした。

マンションで門付けをしている獅子舞、
獅子頭を着けて踊っていたのも若い男性でした。
若者中心のグループで頼もしく感じました。



小躍りしたくなりそうな痛快な気持ちで家路を辿っていると、またまた「ワッショイ!」の掛け声と、「ピッ、ピッ」の鋭い笛の音。更なる私へのプレゼント?!小ぶりながら金ぴかのお神輿が練り歩いているのでした。なんてラッキーなんでしょうか!(^^)!見れば知り合いの子供さんなんかも参加していたりして、どこかの町会で持っているお神輿のようでした。家の外に出て、おばあちゃんに抱かれながらそれを観ている幼い子もお祭り用の衣装を身に着けていて、(このようにしてお祭りは受け継がれていくものだな)と思いました。



ビルの谷間を行くお神輿


明日は18時から大川で船渡御が行われ、19時ころから奉納花火が打ち上げられます。
OAPや帝国ホテル辺りは花火の鑑賞スポットとして大変な混雑ぶりでしょう。
JR桜ノ宮駅は一番近い駅ですが大変な人混みなので、JR大阪城北詰駅の方が比較的利用が少ないので、この駅からのアクセスがお勧めです。





                                                                          


昔、私が勤めていた商社の大阪支店では、天神祭の日はお昼からお休みだったと記憶しています。そしてそれは大阪だけでなく、各支店の地元のお祭りの日はやはりどことも半ドンでした。
でも高度成長期に入ってからそういう慣習は無くなったのでした。
そのことを私のかかりつけ医院の「7月25日午後休診のお知らせ」を先日貰ってふわぁーと想い出したのでした。

今日の句
    ・ 門付けの獅子頭取り汗拭く子
    ・ お神輿や道一杯の夏祭り

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