亀岡・湯の花温泉郷・・・①



曇り空ながら60%の紫外線が降り注いで
いるらしいので、私なども日傘を差します

この3~4日、一泊で京都・亀岡の「湯の花温泉」に行ってきました。湯の花温泉は2回目ですが前回とは別のホテルで、一緒に行くのは女子会のメンバー4人とのグループだったので、夫と行った時とは全く違う印象でした。

午前10時に京都駅で待ち合わせ、先ず東寺の春季特別公開へ足を運びました。
車で京都へ入る時、真っ先に目に入るのが東寺の五重塔です。春夏秋冬それぞれの京の町の季節の風景を足下に、すっくと空へ鋭く伸びている真っ黒な五重塔・・・東寺の象徴ですね。

826年弘法大師の創建以来、雷火などにより4回も焼失するという災厄に見舞われながら、現代にもその美しい姿を残せているのは徳川三代将軍家光のお蔭といいます。

池の中、右にいるのは鷺の種類でしょう、
左は小さな岩の上に亀が3,4匹いますよ。






現在の塔は、1644年徳川家光の寄進によって竣工した高さ55mの、現存する日本の古塔中もっとも高い塔です。昔は周辺にこれほど高い建物が無かったので、雷に直撃されることも度々だったようです。

境内の溢れるような新緑に包まれた五重塔の一階、初層を見学し、金堂・講堂・宝物館も巡り沢山のお仏像を拝見しました。どのお仏像が自分の好みなのか言い合ったりもして、私なども改めて「自分のお気に入り」という視点から観ると、講堂の帝釈天さんをもうちょっと眺めていたいような気もしました。 


岩と岩の間の航路は実に狭いのだそうです
亀岡を後にして京都へ帰って行く、この日のトロッコ電車最終便
 
JR京都駅に戻り、伊勢丹ビルのイタリアン・レストランでランチを摂ってから亀岡へ向かいました。おもちゃのようなトロッコ電車に乗って保津川沿いに一路亀岡へと、この日の最終電車は急ぎます。途中駅で乗り込んできたのは、一人(一匹?)の鬼でした。子供の日を翌々日にして、子供客も多いのですが、小さな子の前に来ると鬼はサッとアンパンマンのお面を鬼面の上に被せるので、大人客の間に笑いのどよめきが沸き起こるのでした。

保津川渓谷もまた青々とした新緑に覆われ、急流も碧に染まって、目も心も洗われるようでした。
急流下りの船客と手を振り交わして、お互いの楽しみを分かち合うのでした。

トロッコ電車を降りると旅館のバスが迎えに来てくれていました。(以下②に続きます。)


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