花の香りそして芳香剤の…


今、我が家の座敷には冬の到来を感じるストック(和名アラセイトウ)の強い香りが漂っています。優しい香り、と称する向きもありますが、私は洗練された中に鋭さを感じる香りだな、と思っています。他を圧する程の強さなのでこの部屋を開けると廊下などの芳香剤の香りはタジタジと言ったところです。”一人我が道を行く”みたいな他を寄せ付けない香りがしています。

冬から春にかけて咲き、開花期が長いので”春の花”と紹介されることもありますが、私はこの花には冬を感じます。華道を習っていた二十代の頃にはなかったスプレー・ストックを花屋さんの沢山の花の中から見つけ淡いピンクの色が気に入って,手にした他の花に加えました。スプレータイプは菊などでもありますが、本来一本の花茎に房のように付いているストックの花が、スプレータイプは何本にも分かれた花茎に花が少しづつ付いていて、優しく華やかに見えます。




階段踊り場のこの場所には愛犬ハリーの写真額を置いていたのですが最近はお花だけにしています。色紙は書道の先生として最も尊敬する阿部醒石先生の作です。最初の二文字が分かりません、訊いとけばよかったです。






家のあちこちに最近置いている芳香剤は、あるデンタル・クリニックの二つあるフロアのあちこちに置いてあるこのタイプの芳香剤の香りが素敵だったので、影響を受けて早速それまでのを止めて取替えることにしたのでした。今、色々な香りを試している処です。





下の写真のとスティックの長さは同じです
色んな空になったボトルを利用しています


芳香剤の入った容器は、後輩が沖縄で買ってきてくれた琉球ガラスの蓋つき瓶で、以前は卓上醤油瓶として使っていました。

真ん中のものは、昔イギリスのウインザー城近くで買い求めた陶器のポプリです。中身はもう無いのですが、飾りに置いています。


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