お好み焼きが看板メニューです
これはいつぞやのお好み焼きですが、息子のトッピングは順不同です。それに青さのりが大好きなので、ドカッと入れてくれます。この仕上げの感じはいかにも男性の作品ですよね ”食べたら同じ…”式^^
お好み焼き…この古くもあり、新しくもあり、全国津々浦々とまでいかないまでもこの食べ物の名前を知らない人はいないでしょう。東京の友人は「食事としては食べないねぇ」と言っていましたが、私は「このボリュームのあるものを間食には出来ないよ」と言ったのでした。
私がお好み焼きを食べ始めたのは、小学生の頃でした。その頃はまだ家でお好み焼きを作る家庭はあまりなかった、というか知りません。隣のお姉さんに誘われて、姉と二人で母にねだり貰ったお金を握りしめて近くに出来たお好み焼き屋へ行ったことを憶えています。 姉と私にとっては外食がそもそも珍しいことで、阪急の大食堂くらいしか知らず、何よりも親と一緒ではないということがとても独立心をくすぐり、嬉しかったのです。
今よりも素朴で小麦粉を溶いたものを鉄板に流して丸く薄く広げ、その上に刻んだキャベツを乗せて天かすと紅生姜を振り、また溶いた小麦粉で覆いひっくり返して、鉄板に卵を割ってその上にほぼ焼けたお好み焼きを乗せて卵が焼けたら出来上がり、という素朴なお好み焼きでした。 この他にも色々なお好み焼きがあったかも知れませんが子供には十分嬉しいものでした。 ソースと削りカツオを振りかけて食べるのも特別な味と思えたのです。
昨日、用事で神戸から来ていた息子のリクエストで我が家の夕食はお好み焼きでした。 私のお好み焼きは昔、職場の同僚に残業帰りに連れて行ってもらった北新地にあったお店のお好み焼きがルーツです。 その前から勿論作っていたのですが、そのお店で出会ったものは私のお好み焼きをグッとグレードアップしてくれました。 その秘密は… 山芋です。 その時以降私はお好み焼きには小麦粉を使わず、山芋だけでふわとろの生地にしています。 それだけだったのですが、知人のお宅でご馳走になった時にはミックスチーズを乗せているのを見て(あっ、ズルッ! チーズを入れたら美味しくなるしかないやないの! )と思いましたが、私もそれ以来チーズを入れ我ながら極上の味にしています、エヘッ^^。 昨日はその上に、ふと思い出した昆布茶を只の塩の代わりに入れたのでした。
いつも息子はお好み焼きを大好きで喜んで食べますが、昨日も「ほんとに美味しい(^^♪」と幸せそうな顔をして、返しやすいように少し小振りにしたものを2枚平らげました。 彼の知人お二人が来宅で少し話が長引いたので、帰られてから急ぎ作った食事が終ると、彼は私も知っている奈良のお友達が梅田へ来ているからとそそくさと車で出かけました。
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