アラブ料理
5月16日からの長い梅雨が今日明けましたね^^
少し前、私がアラブ料理を食べたことが無い(彼の作ったもの以外)、と知った息子が、京都府内にあるアラブの家庭料理店へこの週末に行こうと誘ってくれました。どこかの駅まで行こうかな…と言う私を「神戸からのほぼ通り道なので、家まで行ってピックアップするから」と車で家に来てくれました。
高速に乗り、順調に行けば40分程でそこに着くはずでしたが、何故か高速を通り過ぎてしまいました。二人とも土地勘が無いにも拘らず頼りのナビを信じられず、一時は土地の人しか通らないような、3,40㌢右に寄れば農業用水…みたいな道も通りながらも何とか、その店に友人の車で一度行ったことがあるという彼が、勘を働かせてようやく予約に30分遅れて到着しました。
空が大きく広がるその辺りは昔からの住居が庭や畑と共にあり、緑豊かな土地柄でした。住居は建て替えられて新しくなったものも多く、土蔵も修復されて現代風になっていて美しく車窓から見入ってしまいました。日本の豊かさとはこういうものかも知れない、と思いました。
その店はそのような環境の周辺にあり、ヨルダン人のオーナーと日本人の奥さん、あと二人のヨルダン(?)の男性と日本人女性の四人で営んでいるお店です。土曜日の今日、30人ほど入るお店はお客さんが一杯でご夫婦は大忙しでした。メニューのメイン料理全てが肉料理で息子はミックスバーベキュー盛り合わせとレンズ豆のスープ、バクラヴァのスィーツ、そしてミントティーを二セット注文しました。それにロシアのガルショークのようなもの、シチューの上にパン生地を薄く乗せて焼き上げたお料理、を一人前追加しました。
多分ガルショークは中東の影響を受けていると私は思っているのですが、ロシアのは容器が壺風で、アラブ料理では深いお皿に入っていました。
以前からシリアのお料理は色々入っているスパイスが余り自己主張せず、優しい味だと思っていましたが、今日のもやはりそうでした。お肉のソースもホワイトソースのようでマイルドな味で食べやすいものでした。しかし全部頂くのは大変なボリュームで、私の残した分は持ち帰るように今時の紙のパックに詰めて貰えました。
お客さんの顔ぶれは若い女性が多く、帰りには皆さん残ったお料理をパックに詰めて持ち帰る人たちが多いようでした。 元気な中高年の7,8人グループもひと組いらっしゃいました。
息子とお店のオーナーは二回目の顔合わせだったそうですが、お客さんにお料理が行き渡った頃、話が弾んで15分位お喋りしていたでしょうか。私がお店のグッズ販売コーナーでTシャツを選んで買った後もまだ話が終わらず、ポットに残っていたお茶を注いで飲み終わった頃、やっと終了したのでした。
普段気付きませんが母国語で話すことは幸せなことなのかな、と思ったことでした。息子は日本語ももう半分母国語だよ、と言うのですが・・・そう、大阪弁が母国語かな。最近は段々標準語になっていますが^^
残念、名前は記録していませんでしたが
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