あやまらないで
つい先日、韓国の元留学生から「去年誕生した長女が一歳を迎えました」と
今週のある日の昼下がり、近くのスーパーの空いている時間帯に買い物を済ませて、カートを置いてあったところまで押していこうとしていました。それは正面出入口でなく勝手口みたいなところでした。5歳ぐらいの男の子が角から急に私のカートの先に現れて、それも後ろを振り向きながらさらに進んで来ようとしているのです。
危険を感じたので私は立ち止まり「前を向いて歩かないと危ないよ」と普通に言うと、男の子は「ごめん」と言いました。するとすれ違って十歩くらい先にいたお母さんが私の後ろの方から「あやまらないで」と言ったのです。耳を疑うようなことでした。
過日かかりつけクリニックで自分の番を待っていた時のこと。若いお母さんが2歳くらいの子供の受診で来ていました。受付のスタッフがオモチャや絵本を出して、母子に優しい言葉をかけていました。
そのお母さんが診察も終わり料金を払った後、一言も無いまま子供の手を引いて出て行かれたようなので、私は無意識に想定していたやりとりが無く思わず顔を挙げました。すると受付の親しくしているスタッフさんが、「この頃多いんですよ、何も言わない人」と言われたのでした。
また先月、このクリニックで診察が終わり待合室へ戻ってきた時、長椅子の端に置いた私の上着に密着して座っている中年女性がいて、私は戸惑いました。予約制でもありこの時期、待合室はガラガラで他の長椅子が何脚も空いていたのです。上着が置いてあれば、この服の持ち主は受診中、と言うことはわかるんじゃないかしら。
私が他の席へ移ろうとして「すみません」と上着を持ち上げたところ、その女性は私のきっちり畳んで置いていた上着にも一部腰かけていたのでした。そして何か口の中で言いながら他の椅子へ移動したのでした。
若い人に限らず、日本人の心情は変わりつつあるのでしょうか?
この韓国のYちゃんが、ママのように留学したくなるような日本であり続けてほしいものです。
生まれたばかりでもしっかりしていました
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