大阪市民でありたい
大阪市の存続が決まって2週間が経ちました。
アメリカの大統領選は大きな関心事でしたが、大阪市が無くなるかも知れず、日々の生活がどう変わるのかわからない事との比較は、比べ物にはならないのでした。永遠にあるべき大阪市の存廃をまな板の上に乗せてどうこうすることの傲慢不遜を問いたいこの数か月でした。
連綿と続いて来た大阪市を無くすというような大それたことを、時の施政者がしても許されるのか。大阪市275万人の生活や心の状態に影響を及ぼすこのような事柄を政治の世界の人だけで決めていいのか。二重行政解消などと言うが大阪府と大阪市で真剣に話し合おうとしたことはあるのか・・・等と疑問が沸々と沸き起こるのでした。
時々刻々と票がオープンにされ途中まで賛成派が多数を占めた頃は、無念の思いが胸をえぐるようでした。私の住んでいる、この税収の多い北区では不思議に賛成派が多く、どうなっているのか理解を超えました。事前にプール友達にそれと無くどう思うか聞いてみたりもしましたが「この辺りで変えた方がいいのと違う?」とのことでした。
ともあれ「歴史的にも文化的にも価値のあるこの大阪市を廃止するという愚行(と、さる文化人が新聞に書いておられました)」を避けることができたのは、本当に良かったです。
しかし「必ず3度目の挑戦をする時が来ます。その日に向けて今日からまた頑張りましょう」と、日本維新の会の総務会長である参院議員が、反対多数が決定した後ツイッターに投稿しているらしいのです。
個人的には、大阪を壊したいと思い、その為の仕事をしている人には歳費を使って欲しくはありませんね。また否決されるでしょうが、3回も揺さぶられたくありません。。。
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