韓国からの電話
一昨日、郵便受けに国勢調査の封筒が投函されていました。内容的には簡単だと思うのですが、何しろ説明書を読むとなると面倒で、これまではつい後回しにしてしまうのが常でした。
今回は目の前にあるスマホでやってみようと思い、説明通りにQRコードの読み取りから始めると、何と10分ほどで送信して終りました。投函されていた封筒は個人的な情報は何も記載されていず、私は一筆も入れていないのでそのまま”紙ごみ”として処分しました。
前回、提出義務があるとされる留学生たちですが、殆ど相談に来ませんでした。こちらが心配して「大丈夫?出来た?」と聞くと「もうインターネットで送りました」など言っていたので、若者の特権みたいに思っていたのですがそうではありません。若者でなくても私もOKでした。。。
その頃留学生住宅に住んでいた韓国人女性Kさんから、先日電話がありました。彼女は去年の春に結婚して、この5月に女児を出産しました。出産して1か月ほどの後、写真とメッセージを送ってくれたので電話してみると「体がしんどくて、しんどくて・・・」とこぼすので、赤ちゃんの名前を聞くのも忘れて早々に5分ほどで切りました。
それから3か月して電話がありました。子育てを近くに住むお母さんに任せて、自分はフルタイムで働いているのだそうで、「その方が自分には合ってます」と言うのです。「長い間仕事をしてきたので、子育てより仕事の方が慣れていて楽です~」とアハハと笑っています。彼女は38歳ですが、政府機関で仕事をしてきて、2年半ほど休暇を取って来日し、日本の国立大学で経済学博士号を取って4年前に帰国したのでした。
「38歳で出産をするのはやはり大変でした」と言います。「そうよね。赤ちゃんはお母さんのお腹の中で、一人の人間の体に必要なものをお母さんから全部もらって生まれて来るのだから、お母さんの負担は大変なものだと思うよ」と言うと「まさしくその通りです」と。「元気になりたいと思って、出産後飲んだ薬の副作用があり、余計にしんどくなったんです」とも言っていました。
韓国でもコロナ禍が長引く中で、彼女の仕事はオンラインのリモートワークが続いているそうで、時々職場に出かけているようです。夜9時前にくれた電話の向こうで時々赤ちゃんのものらしい声が聞こえる中、突然男性の「アオヤナギさん、こんばんは~」との声が飛び込んできました。新聞記者をしている彼女のご主人です。婚約時代と結婚してからの2回二人で会いに大阪へ来てくれました。「あ、○○さん、こんばんは~お元気ですか~」と言う私にはKさんが「彼が話せる日本語は、”アオヤナギさん“と”こんばんは”だけだから」と笑います。そうこうするうちに赤ちゃんが泣きだして「あ、大丈夫?」と言う私に「眠くなってきたみたい」というKさん・・・いつもの元気な時のようにその日も1時間ちょっとの会話になりました。韓国ドラマのヒロインみたいな名前を付けて貰った赤ちゃんに早く会いたいものです。
博士号の審査期間一か月の間、「英国で遊んできます」と言いながら
結局経済学の教室で講義を受けて来たKさん。出発直前の関西空港で。。。
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