インド綿とジャワ更紗
昨夜夜なべをしました。と言っても夕食後3時間程
ですが、ジャワ更紗の端切れでマスクを作りました。上の写真が着用した場合です。
その昔梅田に今程のビルが立ち並んでいなかった頃、阪神百貨店の裏辺りに有名な餃子の店があり、職場の若い男性が仕事帰りに立ち寄るのを何よりの楽しみにしていたものでした。
餃子の店に一度連れて行って貰ったことがあり、その裏街に繊維製品を売る小さな店が数多くあることを知りました。ある日その内の一軒で壁に吊るされていた巻きスカートが一目で気に入り購入しました。二十歳台の安月給に見合う値段でもあったのでした。
それから何十年、インド綿で織られたその巻きスカートは涼しく、夏になると愛用してきました。象が花まつりの時のように、背中に仏像を御堂の中に安置して歩いていて、男女のペアも何組も描かれている、そんなデザインと深い赤色は何年たっても飽きるということがありませんでした。
その後シンガポールへ旅行した時に、ホテルのロビーで観光客相手にジャワ更紗が販売されていました。その時にも巻きスカートを勧められてスカートとしてだけでなく、ベルトのような長い紐を首に巻き付けてスカートを胸まで上げるとドレスになる、というので面白いと思って買ったのでした。別にワンピース一着分のジャワ更紗の生地も購入しました。
インド綿の巻きスカートは身に着けるほどに着心地が良くなりましたが、ジャワ更紗の方はスカートとしては丈と紐が長すぎて、結局これ迄あまり着ませんでした。ドレスとしては実用になりませんでした。そして結果的に洋服ダンスにぶら下がっているだけでしたが生地としては好きな色調であり、タンスの中で見るだけで楽しいものでした。
先日、そのインド綿の方を取り出した時に、(どうして更紗の方は今まで着なかったのかな)と改めて考えてみると、やはり紐が長くて持て余していた、と思いました。それで思い切って紐を短くしてみました。インド綿のスカートの丁度2倍ありました。その切れ端を捨てるのは忍びなくマスクにすることにしました。今のコロナの状況下でなければ捨てているほどの小さな端切れです。裏にガーゼのような薄い生地を当てて作ってみました。赤と黒の派手なものになりましたが、自転車でプールに行く時にでも使ってみようかな、と思っています。
左がインド綿、右がジャワ更紗
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