BARI学会を終えて

預言者聖ジョバンニの祭りに遭遇

学会を終えてローマに戻ったＹ君は、再びコロッセオに向かいました。先日は余りの込み様に中へ入れなかったので再度挑戦し、１時間ほど待ってようやく入場できたようでした。

 

その後、シーザーやアウグストゥスの活躍の舞台となった古代ローマの中心地フォロロマーノへ移り、写真を数葉送って来ました。

 

ヨーロッパはこの頃、熱波に襲われていて非常に暑く、一日に７リットルのお水を飲まないと耐えられなかったそうでした。

 

 

 

 

イタリアへ出発前に「ナポリ/ポンペイ方面か、フィレンツェのどちらが良いと思う？」と訊かれた時、両方行ったことのある私は「ナポリ/ポンペイは何年か後でもいいと思う。フィレンツェはワクワクする街よ。」と答えました。

 

ローマからフィレンツェへの列車の中で、修学旅行に出かける中学生と同じ車両になり、「結構うるさい…。」と言って来ました。思春期の頃の遠距離旅行はとても楽しいでしょうから、周囲のことはあまり気にしないかも～～

 

翌日のフィレンツェの写真を見てびっくり・・・お祭りに遭遇したのです。それもGiovanni Batistaといって、イタリアでは預言者聖ジョバンニの祭り、ジョバンニはところ変わればヨハネとなり、Ｙ君のシリアなどアラブ世界ではまた違い、Ｙ君の名前がそのまま聖○○○となるそうでした。彼の名が預言者ヨハネと一緒であることを知っていましたが、イタリアではジョバンニになるなんて、聞いてみないとわからない～～。そうと知るとヨハネとジョバンニ…何となく納得～。

休憩？打ち合わせ？

 



 

拠点にしているローマの民宿に帰る列車の中で、「暑い、大阪の８月より暑い・・・」と言ってきたり「大阪へ帰りたい・・・」と言い出しました。里心がついたのでしょうか～。

「早く帰っておいで」などと返しました。

 

帰途もローマからの便が遅れてスムースな乗り継ぎが出来ず、アムステルダム空港で走りに走ったそうでした。関空に到着するまでの機中、乳児の泣き声で殆ど眠れず帰宅してから２，３日時差ボケに苦しんだようでしたが、ようやく通常の生活に戻ったＹ君です。

 


直径３０㎝程もあるピザ
６ユーロ（７００円位）！

各地のマグネット
右上から時計回りに
ローマ、バリ、フィレンツェ

フィレンツェのお土産
野菜で色づけられたパスタと美味しいスパイス

ラクダの横、ピサの斜塔とコロッセオ