イタリアからの便り①


新阪急ホテル前の
バスターミナルに向かいます
地下鉄 南森町駅まで見送りました
「スーツケースに入れて連れてって!」と、出発間際に慌ただしく準備をしているのだろうY君に言った私。「ホントに行きたい?」と真顔を向けたY君。いつも長旅をする人に羨望の念を込めて言ってしまうのですが、今回のY君の旅は出張・・・

 

Y君は自分で見つけたイタリアのある大学での、難民に関する学会で発表をするために、大学の担当教授・学長さんの賛意・了解を得、大学から派遣されるという形でその学会に参加するべく旅立ったのでした。日本国内に於いても数多く講演して来ていますが、海外でもこれでオランダやイギリスに次いで3回目だと思います。5月初めから準備して来て彼の大奮闘と先生方のご協力で実現したものでした。

 

先週金曜日の朝早起きして、彼が起きているのを確認したのが5時15分、5時45分に1階へ降りてきた姿を見て安心、そのまま地下鉄南森町の駅まで一緒に行きました。「駅にエレベーター無いよね」「あるよ、ちょっと離れてるけど」と言いながら、エレベーターの乗り場を教えました。このことだけで(早起きして良かった)と思ったのでした。17㌔の重いスーツケースを手に、7㌔のバックパックを背に負っての南森町駅の深い階段を降りるのは、いくら体格の立派な彼にも負担が大き過ぎます。

 

前夜3時まで眠れなかった、と言った彼は、普段夜のコーヒーやカフェイン入りの飲料を神経質な位気にするのに、煎茶を飲んだそうでした。出発前の食事時に、しばらく飲めない日本茶を飲んでおきたかったのでしょうか・・・「飛行機で寝られるモンネ」と言い合って握手して、手を振って見送りました。

 

オランダ・アムステルダム経由でローマに着き、大学のあるイタリア南部行の電車に乗るまでに一日あり、ローマ観光をしていて写真を送って来ました。私もかつて訪ねたことのある観光スポットが懐かしく思えます。
 

アムステルダムを眼下に

アムステルダムからローマ行き、50分遅れの便に搭乗を待つ人々

「50分遅刻だよ」と言って来たので「日本じゃないもんね~」と返す
彼も「そうだよね」と・・・


ローマ終着駅、映画「終着駅」で有名ですね

コロッセオ


コロッセオと並んであまりにも有名な「トレヴィの泉」

ここは訪れた記憶が???


1900年近く前に建てられたパンテオン
素晴らしい遺跡です!

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