鍼灸・・・この古くて新しい治療法


人生最初の鍼灸に接したのはまだ小学校、いえ幼稚園に入る前でした。

お店では固い蕾だったのですが
暖房の部屋に置くと見る見るうちに
花びらがほぐれました
春ですねぇ
幼い頃の私は体が弱く、いつも家の中の日当りのいい部屋で、母の敷いてくれた座布団にちょこんと座っていたような記憶があります。母の「ここに座ってなさい」と言う言葉さえ覚えています。座って何をしていたのかは覚えていないのですが、退屈だったでしょうね。多分小さい時から本が好きだったので、童話を読んでいたような気がします。

 
遊び友達から感染したらしく、百日咳や水疱瘡も経験しました。お医者さんにも掛かっていたでしょうが、近所の鍼灸医にも連れて行かれました。穏やかなおじいさん先生で、母も時々お世話になっていた方でした。鍼そのものを見せられることは無かったので、恐い、と言う感じはありませんでした。むしろ気持ちが良かったのです。鍼はツボにはまるととても気持ちがいいと感じます。

 

それ以来、何十年も鍼灸治療とは無縁でした。

40歳代になったある日、くしゃみをした途端、これまで経験したことの無い腰の痛みに襲われました。キッチンのシンクの前に居たのですが、テーブルを挟んだ向こうの家具の上の電話機で主人に連絡をしたかったのに、一歩も足を踏み出せないのでした。その間もずっと腰が痛み、床の上に崩れるように横になりましたが、身の置き所がなく正しく“腰は体の要”ということがよくわかりました。どのように医院に行けたのか覚えていないのですが、「それなら鍼灸治療がいいよ」と言う整形外科医の先生に言われ、鍼灸コーナーで鍼を打ってもらいました。ほんの10分か15分の治療で嘘のようにしゃっきり立てて、普通に歩いて帰宅したのでした。これが噂の“ぎっくり腰”だったのです。

 

神技かとも思う施術で、私が全幅の信頼を置いている鍼灸の先生ですが、偶然主人の両親の出身地である富山の薬科大学出身とのことで縁の様なものを感じて、以来なにかあるとお世話になっています。今また肩を痛めているので1月から週に2回通っています。

 

急には良くならないと言われていますが、先日「鍼灸(鍼とお灸の両方を施術して貰っています)に対する反応がいい」と言われたので「体が若い?!」と思わず口にすると「治癒力があるということ」と返されました~~^^



ボトルの左は’18年山梨ヌーボー、日本ワイン新酒です。
これこそ永年待ちに待った日本産ブドウ果汁だけで作られたワインです。昨年から“日本ワイン”と表示ができるようになりました。


                       
右は台湾人留学生Pさんからの差し入れ、「とっても美味しくて大好き!」とのこと。紅茶に桃果汁をブレンドした飲み物です。ホント、美味しかった!


下はシリア人女性の手造り料理です。Y君が頂いて来たのをお裾分けしてもらいました。

右はロールキャベツ、中身は御飯です。黒っぽいのはキャベツの外皮を使っているから。3回に分けて頂きましたが(これは1回目分)、毎回楽しみでした。少しスパイスは入っていますが、(主食はやはりシンプルな味なんだな)と思いました。

左はクッキー2種類、丸いのはナツメヤシの実入り、細長いのはびっしりクルミ入り。これらも本当に美味しかった!

10人の子供、45人の孫を持つというシリアのお母さんの、ほんとに上手で美味しいお料理でした。ご馳走さま!(^-^)

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