城北菖蒲園
菖蒲園入り口付近 |
久し振りに城北公園へ行って来ました。天満橋から市バスで30分位でしょうか。旭区の淀川縁にあります。「城の北」と言うのは正に「大阪城の北」という事なのですが、大阪城から随分離れているような気がします。でもこれほど大きな公園はお城から北に向かえばここだけなのでいいのかも知れません。
その一角に菖蒲園が出来たのは昭和39年のこと。回遊式の花菖蒲園です。面積は1.3haあるそうで広々しています。花菖蒲には江戸系・肥後系・伊勢系などあり、古くは室町時代から日本に自生する種に改良を加えて観賞用に栽培されてきたそうです。
杜若の池に空が映って綺麗でした。遠くに四阿(あずまや)が |
菖蒲は高い芳香のあるつやつやとした剣状の葉が尊ばれ、今でも端午の節句に銭湯では束にしたものを入れて祝うところもあるようです。
花菖蒲は、菖蒲と種類は違いますが、やはり剣状の長くまっすぐな葉と、紫色の花の優雅で清楚な趣を愛でて特に武家社会を中心に持て囃されたのでは、と思います。
アヤメ・花菖蒲・カキツバタ、これらアヤメ科の違いは素人にはよくわからないのですが、植えられている場所が乾地はアヤメ、半乾湿地は花菖蒲、湿地はカキツバタと覚えておけば見分けられそうです。
「紫陽花」というとやはりこのイメージがあります |
神奈川に居る元留学生が「今、紫陽花が綺麗だから見に行けばいいですよ」とラインで教えてくれ、(どこへ行こうかな)と思案している時にこの公園のことを思い出しました。
城北菖蒲園では、花菖蒲と紫陽花の両方が栽培されているので、両方観ることが出来ます。入園する時に立て看板があり、「花菖蒲は見ごろをやや過ぎました。ご了承ください」とありました。
花菖蒲は20%減という感じでしたが、がっかりする程ではなく、紫陽花がピークを迎えていて満足感はたっぷりありました。私はブルー系が好きですが、ここでは一叢の真紅系がブルー系の中にそっと咲いていて、それもまた綺麗だなと思いました。
紫陽花と花菖蒲の写真は、「紫陽花にしょうぶあり」というところでしょうか~~(^-^)
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菖蒲園を出て、城北公園内。噴水が綺麗でした、ガラスの器みたいで・・・ |
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