中国人の選ぶ中華料理


先日、近くの商店街へ中華料理を食べに行きました。去年から「食事に招待したい」と言っていた男子留学生、S君が3月末の退去を目前に実現してくれました。

上海料理を提供する小さな店ですが、「何を食べても美味しい」と言う近所の人や留学生たちの評判を聞いた、私の希望に添って連れて行ってくれたのでした。
注文の仕方が、中華料理をよく解っている人のそれだなぁ、という気がしました。

気付かなくて素通りしてしまいそうな
小さなお店ですが、
知る人ぞ知るアジな店です
最初に“クラゲの酢の物”はどお?と言うと、いいですね、それしましょう。餃子は“蒸し餃子”でないと・・・(焼き餃子は日本では人気ですが、作った翌日残り物を焼くのだそうで)。小籠包も食べたいな、と思ったら、“小籠包”は蒸し餃子と同じだからやめましょう。私がリクエストした“ピータン豆腐”の、ピータンの臭いは大丈夫ですか?

“エビチリ”か“エビマヨ”か、女性は“エビマヨ”が好きだからそちらにしましょう。野菜が少なかったから八宝菜を取りましょうか。最後は何にしましょうか、焼きそばにしましょう。その頃は2人ともお腹一杯になって、焼きそばを殆んど残したので彼がお店に頼んで持ち帰りパックを作ってもらいました。

ジャスミン茶を久しぶりに飲めたのも嬉しいことでした。
 

そのあと、コーヒーを飲もうと誘い、帰途にある小洒落た喫茶店に入りました。古い英国の掛け時計や置物・壁飾り・ジョウロなどの道具類で店内を飾ってある、ちょっと異色の喫茶店です。

ティータイムには外で待つ人も出る程の人気のある店
S君は「一人じゃ恥ずかしくて入れない」とか・・・
「この頃ブラックでコーヒーを飲めるようになって、味が分かるようになりました」という彼は26歳。旧正月の帰省時に、就職も決まったので「次は結婚だね」と、親類中から言われたそうです。「そうよ、早い方がいいわよ」と私もプッシュ、「今は誰もいません」との言葉が返って来ました。

「結婚しようと思う人が出来たら連れて来ます」と言うのですが、背が高くハンサムで誠実な彼の事、そんな日はホントに早いかも知れません!

 

私がコーヒーのお勘定書きを持って立ち上がろうとすると、彼が「今日は僕が・・・」ともぎ取りました。最後の最後にうな重をご馳走することになっているので、(ま、いいか)と任せました。。。
 
 
「このこ」達はこの店の「看板娘」と言えるでしょう
これらのケーキに惹きつけられて入る女性が多いんです

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