役者な月

舟の孤影と三日月・・・
この小さな舟を応援しているかのようなお月さん・・・

10月4日は十五夜でした。

スーパー・マーケットでもこの時期になると月見団子を売っているので、(そろそろお月見なんだな)と気付く人が多いのでは、と思います。今年もスーパーで目にした月見団子は、丸い小さな団子を三方に盛った形で売られていて、子供の頃から馴染んできた伝統の形ではありませんでした。

 

関西のお月見では、元々このころ収穫される里芋に味噌を付けたものをお供えしていたようです。
その後砂糖が自由に手に入るようになって小豆餡が作られ、米粉で里芋の形に似せてやや細長の団子を作り、餡をくるりと巻いたのが、私の子供時代には既に一般的だったと思います。

 

ただ多くの家庭では手作りしていたのではないかしら?我が家でも母がその日になるとたくさん作っていて、毎年楽しみにしていたものでした。ススキも近くの阪急電鉄の線路の土手へ子供が取りに行くのでした。

 

先日、3日に「明日は中秋節ですよ」と台湾から知らせてくれた元留学生がいて、4日には月を様々にデザインした面白い写真を送ってくれました。多分世界中のどこかで、誰かが(中秋節ならずとも)、月と何かのコラボレーションの瞬間をカメラに収めたものと思われます。

私も仕事場の庭で写した名月を台湾と韓国に送ったのでした。今年はお天気に恵まれて、実力以上の写真が撮れて(?)・・・よかったです。。。

 
 
月を渡るのは飛行機です・・・
 
月がハンモックで休んでいる・・・?
 
 
 
 
 
 
 
 
エルセレーノの庭木越しの十五夜の月
今年は十六夜の方が満月に近かったのですが・・・

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