秋の書道展

この先に会場があります

月に2回習っている書道の先生の所属しておられる竹扇会が、今年も書展を開催されました。JR桜ノ宮駅近くの源八橋の畔にある“森林(もり)のギャラリー”・・・近畿中国森林管理局・・・で今日、22日から26日までです。

2時から揮毫会があるので間に合うように家を出ました。雨の中、ゆっくり歩いても15分位の所です。帝国ホテルの裏側の散歩道を歩いて行きました。木々の向こうに見える大川は満々と水を湛えてその色は茶色っぽく、いつもの様子と違ってよそよそしく見えました。
近畿中国森林管理局
またの名を森林のギャラリー

受付で署名を求められ、苦手ながらいつもの字を書くしかありません。なんとか今日はまあまあの字を書けました。こういう時に上手に書きたくて習い始めたのに、何十年経ってもなかなか上手になれないんです。。。

先ずは自分の出品したものを探しました。テーマと関係のない小品ですが、入ってすぐのわかり易い場所に置いてもらっていました。色紙に『昇』という字を書いています。何枚か試しに書いたところ、「あ、出来たね。これ面白い!」と早々と言って下さったので、(宿題無し!)と、“満面の笑み”状態でした。

去年に引き続き、今年も「大阪づくし」がテーマです。去年は江戸時代、今年は明治・大正・昭和の大阪です。会場を回って作品を観ながら、(そうそう、これが大阪やわぁ)と、あちこちで思いました。

私たちの万扇先生の作品
「揮毫会が始まります」とお知らせがあり、早く来た人は椅子に座っていましたが、飛んできた墨が掛からないように、床から腰辺りまでビニールで覆うようになっていました。6人の、腕に覚えのある人が、それでも「ドキドキします」「緊張します」などと言いながら、たたみ半畳位の大きさの半紙の上、雄渾に筆を走らせます。
トリは男性でした。『火の鳥』と書かれたそうですが、字の雰囲気はそうかも知れません。甲骨文字、と云われたのですがどう見ても「そうなんですか」という感じでした。

今日もいっぱい刺激を受けました。漢字はやっぱり興味が尽きません。

帰宅して早速、宿題の色紙の字を練習しました。今回は先生が色々な文字のお手本を書かれたのを各自の好みに応じて頂いたのですが、先生の感想は「みんな“成程!”という字を取ってるねぇ」と言っておられました。隣の席の人は『蕾』、私は『雪月花』です。来週までの完成を目指して頑張りま~す!
上の段、真ん中がアオヤナギの作品です
『火の鳥』製作中
 
 





中座と造幣局
 




大阪環状線

復興大阪駅前

コメント

  1. 朝夕涼しく成って来ました。。。秋分の日も過ぎて、早やくも季節感は秋模様ですね。「展覧会」ですか。(^o^)

    源八橋とは何とも懐かしいところですね、おそらくその場所は「営林局」の官舎や掘りの有った場所ですね⁉

    書道展ですか。良いですね、「のびのび、若くて」字もお写真もバッチリ(*´-`)ですよ。

    お習字も「書体」は書くから、描く雰囲気へと「文字」も創作風が流行りの様子ですね‼

    当方も習っていた頃の唯一の「作品」は残念ながら押入れの中で眠って居ります。トホホ




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    1. こんにちは~。

      秋ですね~、でも・・・この辺りは都市熱と言いましょうか、タオルハンカチが必須ですよ・・・
      10月を待ってます!(^^)!

      営林局の官舎、ありそうですね、、、あの辺に。。。
      そして、、、私の住んでいる地域は堀川地区というのですが、大昔(若かりし頃)、夫婦橋という橋の下に流れがあり、川と言うより『掘割』『運河』みたいな感じの流れだったように記憶しています。その後埋められて、その上を高架の高速道路が建設され、夫婦橋だけが残っています。
      堀、とはここのことでしょうね。

      書道も『芸術』と言われるようになって久しいですが、まさしく『書く』から『描く』になってきているようですよね。
      「書道はセンス」とも言いますしね。でもいつも先生の言われるのは「どんなに美しく見えても『字』としての要素を満たしていないものはダメ」、ということです。

      書道、習っておられたんですか?眠っている子(?)を一度起こしてみたらいかがですか?きっと色んな感慨が湧いてきますよ~~

      昨日の句:冷やかや 硯筆(けんぴつ)洗ふ 水の音

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