コーヒー考


コーヒーに関して蘊蓄を披露するほどの知見はないけれど、コーヒーが好きである。          
夏場は大阪の、ある老舗のコーヒー店が出しているアイスコーヒーの1ℓのパックを買う。
夏の終りころ、最後に買った一本がひっくり返しても一滴も落ちなくなってからは、自分で熱いコーヒーを淹れる。

初めてコーヒーを飲んだのは、高校3年の時だった。私と一緒に先生に指名された同窓会の幹事の男子のお家で、お母さんが出して下さったのだった。(素敵なカップだけどこの真っ黒い液体は何?)と思ったのを憶えている。

いつ頃からそれが実家に浸透したのかはっきりしないが、父と私と上の弟はコーヒー党、母は「苦いのはダメ」とミルクと砂糖たっぷりの紅茶(紅茶風味ホットミルク?)党だった。

そんなある日会社で、経理を担当していた部へ行き、仕事の話をしていると向こうの端から、こちらの端にいる私に「〇〇さ~ん、コーヒー豆あげるけどコーヒーミル持ってる?コーヒーミルクじゃないよ、コーヒーミルだよ~」と大勢の頭越しに大きな声が飛んできた。

「ハーイ、家にありま~す!」と、私も(勇気を出して)叫び返した。
そして、コーヒー豆をもらって帰って、次のお休みの日に阪神百貨店で、コーヒーミル・サイフォン・アルコールランプなど一式を買い揃えたのだった。

これまで自分で淹れたコーヒーで、ホントに、本当に美味しかったコーヒーは唯、一杯だけである。5,6年前のあの味は、いまだ再現できていない。たった一回の大成功体験。
コーヒータイムを楽しむ仲間たち

たまに生豆が手に入ると自分で家庭用焙煎器で豆を煎るが、そのときの火力・時間、お湯の温度・お湯の豆への注ぎ具合・そもそものコーヒー豆・お水・・・色々な要素でこしらえるその時々の一杯のコーヒー。

毎朝、眠い目をこすりながら「今日もコーヒーが飲める」と、自分を励ましてはベッドから体を起こす私であります。

 
              

コメント

  1. そうですね!美味しいコーヒーは朝の目覚めに最高です。
    30年間はそう言う生活をしていました。
    お陰さまで、いつも主人がたててくれていました。(笑)
    今は、ゴールドブレンドになりました。それで、宗旨替えして手当たり次第に色々なお茶を味わっています。

    私は日本茶が大好きです。お番茶、お煎茶、お抹茶も大好きです。今でもたまにお薄を頂きます。

    昔はお客様が見えるときに御まんじゅう屋さんにお使いに行かされました。きっと、美味しいおまんじゅうに誘惑されたのです。

    近頃は外国のお茶もご馳走になる機会が増えました。
    先日頂いた可愛らしいミニ缶のお茶も味わっていただきました。
    ご馳走様でした。

    菊花茶、ウーロン茶、紅茶などは種類が多すぎて味覚がビックリすることもあります。
    それにあった茶器も手に入りやすくなりました。
    それを小鉢もりにも使ったりしています。

    我流で飲んでいると、テレビなどで最初は全部捨てて次の二番煎じを飲むお茶もあったりして驚かされます。

    東京オリンピックを機会に外国文化にも触れてみたいです。
    もっと読書をしなくては…
    思うことばかりです。

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  2. お薄も好きです・・・コーヒーもさることながら、緑茶もいいですねぇ。一煎目もいいですが、馥郁としたいい薫りと豊かな味わいは二煎目のほうに強く感じる気がします。

    ほんとうに近頃は色々な国のお茶をいただく機会が増えて、ハーブティなども種類が多いのに驚きますよ。ミントティーは頭痛に効くというので一時、鉢に植えていました。

    過日、自宅で留学生を招いて食事をしたときに、久しぶりに冷凍庫に常備している、お抹茶でお薄をたてようとしたのですが分量を間違えて、お濃いを通り越してしまい口が曲がりそうになったようでした。気の毒でした。気を付けま~す、ごめんなさい・・・

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  3. 読み方は『ふくいく』
    パソコンで検索する力がなくて、結局は漢和辞書をひっぱりだしました。

    漢字は大体の意味も読み方もわかるので、助かります。
    これで、すっきりしました。

    読書家ですね。すごい!!です。

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