喪失感

 

                    毎日新聞 9月9日夕刊1面より
  
   バイデン米国大統領夫妻の声明「エリザベス英女王は一君主を超えた存在だった」

                      そんな気がしています…私も…


9月8日夕(現地時間)英国のエリザベス女王が崩御されました。これまでも不調が報じられたことはあったので、またみんなの前にお姿を見せられるに違いない、と思っていました。

でも、王族の方々の参集模様を報じるのにきちんと女王に近い方々、地位の高い方々からと序列に準じてそれはされていたので、遂にその時が来たのかな、と感じていました。


在位七十年の間、背が高くハンサムなフィリップ殿下といつもご一緒でした。なんと13歳の時に見初められて以来とのことで、80年以上の長きに亘っての"鶴亀のお付き合い”、その間お二人ともにご健康でいらしたからこそですね。


地球の反対の場所に居ながら、ただ報道に接しているだけの私のような人間でも、エリザベス女王の存在は特別だったような気がします。 70年君臨して英連邦を一つにしてこられたことは、英連邦諸国のみならず世界の国の人々にとっても気持ちの安定に寄与し意義深いことだったと思います。       


旧植民地諸国を加えた連合体としての英連邦が第二次世界大戦後、成長と繁栄を遂げたことはエリザベス女王の存在無くしては、不可能だったかもしれません。           英国国歌が「God Save the Queen」から「God Save the King」に一語変わり、英国民が戸惑っているのをチャールズ新国王がどう収めて行かれるのか、世界が注視している処ですね。


最後のお別れをしようと集まっている市民の列に、キャサリン妃が紹介された、ルイ王子のママを慰める言葉…「大丈夫だよ、曽おばあちゃんは 曽おじいちゃんと一緒だよ」

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