出会い
一歳三ヵ月になり、歩くと言うより走っているそうです
今週、思いもかけずいい出会いに恵まれ、神様っているんだな、みたいに思いました。 自分にとっていい人や機会と巡り合わせてくれる神様です。
5年半前にスイミングクラブに入会し、自己流の平泳ぎしか出来なかったので、教室に入って色々な泳ぎを教わっていました。ある日、いつものコーチがお休みだったので代りのコーチに習っていました。私の番が来てクロールを泳ぎ始め、レーンの半分ほどのところで私の左側にいたそのコーチが水面から上に挙げた私の右腕をグイッと左に引き寄せたのです。 その瞬間(痛っ)と思いました。多分コーチの思う角度と違ったのかも知れません。 誰にも何も言わず、その日は(今少し痛いけど明日になったら治る…)と思いました。
しかし治らなかったのです。入会後1年半でその事故が起こり、それから4年整形外科や整骨院、鍼灸院とお世話になってきましたが、あまり良くなりません。整形外科でドクターストップが掛かった時にクラブ側に話して、その期間延長してもらうようお願いしましたが思うような措置は取られませんでした。初期にやはりキチンと休むべきだったと思います。
治療も止めて、ほぼ諦めながらプールに通うこの頃ですが、時々の肩の痛みはストレスとなり、決して心身にいい筈もないので数年前に出来た近くの整形外科クリニックへ行ってみることにしました。 コロナ禍の下とは言いながら、病気治療のための医院の中でも特に整形外科は痛みを伴うことが多く、通わずにはいられないのでしょう。待合室はそこそこ順番待ちの人で埋まっていました。
院長先生は50歳代でしょうか、落ち着いた穏やかな声でゆっくり話されるので、初対面ながら緊張感が漂うことなくこれまでの経緯をお伝え出来ました。骨密度の数値を訊かれ、ここ何年も測っていませんと答えると測定しましょうと言うことになりました。 骨密度と言うと踵を乗せる器械と思っていましたが、新しいタイプの腰椎と大腿骨の骨密度を測るものでした。
結果は、我ながら驚きです。
腰椎は 若年成人との比較が123%、同年齢比較は175%でした。
大腿骨は ” 91%、 ” 126%でした。
骨粗しょう症対策を15年前から始めていますが、この結果は満足のいくものであり、また長年の努力が報われる思いがしました。
そのあとリハビリテーション室に行き、担当してくれる理学療法士の男性に会いました。 彼のリハビリにおける厳しさは、優しい人柄と相俟って信頼を置けるものでした。 こういう場所でこれまで経験した張り切りボイスや反対に感情を抑えた態度でなく、程よい音量の声と自然な態度で寛ぎながらリハビリの指導を受けました。
クリニックでの色んな事に自分の気持ちが自然に沿うことが出来、(また来たいな)と思い来週のリハビリの予約をして帰りました。
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