異常気象が通常に?!

 

          長野県の清流、梓川(2018年5月アオヤナギ撮影)

   二十歳の6月、手を流れに浸すとあまりに冷たくて長くは浸けていられなかったです

                        分厚い雨雲の下、この透明度は?                


九州から東北まですっぽりと雨雲に覆われた日本列島です。これからまだ一週間ほどこの状態は続くそうですが、日本列島に沿う、と言うよりずっと被さったままの雨雲の予想図を見て、(この形のまま太平洋上へ押しやることは出来ないのか)と夢想しています。 

線状降水帯がどうにか通り過ぎた後の地域は住宅の浸水、倒壊被害など惨状が目を覆うばかりの有様です。 どうかご無事で、と祈ります。


海を渡れば中国でも3,500万人が被害に遭ったという豪雨が発生し、ごく最近ではドイツでも189人が無くなる土砂災害が起こっていますね。

静岡県熱海市で起こった土石流は、違法な盛り土で被害を拡大させたと言われており、このような地形のところではお役所も地域の住人も常日ごろ目を光らせていなければ、と思います。


極端な気象により山火事も世界各地で発生しています。気温45℃に達したギリシャでは、政府関係者が「悪夢のような夏」と言うほどの山火事が起こり、隣国トルコやロシア、アメリカでも消火が難しいほどの火災が発生しています。そしてアフリカの地中海沿岸国アルジェリアでは、北部41か所もで火災が起こり防火作業に携わっていた兵士42人が亡くなったそうです。


「100年に一度の豪雨がこれからは1年に一度起きる」と最近言われ出しましたが、異常気象が異常でなくなる・・・そうなのかも知れません。大阪も決して安全地帯ではないのかも知れません。



   上の写真を掲載後、思いがけず梓川の最新の状況を手に入れることが出来ました 

    上の写真より上流の河童橋付近ですが水かさを増し濁流となって流れています

        梓川がこんな姿を見せるのは余り無いことだと思います

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