今日の花丸💮
5月26日 記
今日のゴミの日も、ギリギリ何とか間に合いホッとしたところです。
その日がゴミの日であることをすっかり忘れている日は、ゆっくり昼ご飯など食べていて、
収集車のなじみの音楽を聴いてアッと思い出し、バタバタした挙句収集してもらって救われています。
環境事業局が隣町にあり、係員の人は昼休みもそこそこに午後からの仕事を始めるらしく、
1時にはそのテーマ曲がこの町で流れるのでうっかりものには気が抜けないゴミの日です。
さっきも玄関ドアを開けると2,3軒先の街角で収集車がもう止まっていたので、
集積所みたいになっているその辺りへ行かず家の前へ置きました。
ふと見ると、お向かいのマンションと小さな会社の間に置かれていたゴミが散乱しています。
多分、猫かカラスに袋を食い破られたのでしょう。
一応ゴミ出しした私は、安心してドアを閉めましたが、
お向かいのごみが気になりドアの覗き穴(ドアアイとかドアスコープと言うらしいのですが)
から見てみました。すぐ収集車が来て、我が家に続きその場所のごみを車に放り込み始めました。
私は作業員の人が、散乱したものはそのままにしておくものと思い、
どうしたらいいかな、などと考えていると、彼は車に備え付けの2枚の薄い板状のもので
路上のものを挟み、作動している車の後部に入れました。
私は、このやり方は今までの収集車と違う、と思いドアを開けてなお見ていました。
少し離れたところへ飛び散ったものまですくってきれいになったので、半ば驚きながら
思わず頭を下げていました。
すると彼は私の方に少し顔を傾けながら片手を挙げたので、(感謝の気持ちが通じた)と思いました。
帽子を被っているその浅黒い顔いろの、体格のいい男性が日本人ではないように見え、
(こういった分野でも外国の人の手を借りないとこの社会はやっていけないんだな)と思ったのでした。
昨今の日本では、戦時下にある故郷と我が家を断腸の思いで捨てて脱出し、
日本を目指してやって来たものの難民認定を得られないまま、一定の期間を過ぎ収容所に
長期間入れられた人たちがいることが報じられています。
祖国に送還されれば、即徴兵される立場の男性を何人か知っていますが、残してきた妻子を
心配しながら日本で不安定な生活を送っている彼らに深い同情を禁じ得ません。
職を得、妻子を呼び寄せられた人はいいですが、見通しがつかず妻がいつまで待ってくれるか、
わからない人もいます。
色々な分野で人手が足りないこの日本で、なんとかならないのかしら・・・
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