日本で社会人として

寒い日が続きます。戸外に出る人も少なくて、通りは静まり返っているこの連休です。

 
年賀のラインメールで、この三連休に大阪へ帰ります、と付記していた元留学生S君から昨日連絡が入りました。昨年3月、このブログに「中国人の選ぶ中華料理」と言うタイトルで掲載しましたが、山東省出身の男性です。
 
大阪の大学を卒業して、神奈川県藤沢市で会社員になりました。機械メーカーの総務部に配属され、真面目さと爽やかな人柄で周囲の方たちに愛されているのだろうな、と思います。

堀川戎神社 正殿
宵戎の日、お賽銭上げるのに行列しました

 
 
6時に最寄りの駅で、という今どきのピンポイントでない漠然とした表現で、待ち合わせ場所を知らせて来たので、少し前に到着しました。6時頃「10分位遅れます」とメールが入り、その内電話が鳴って、雑踏の聞こえにくい中を何度かのやり取りで、やっと懐かしい顔に会うことが出来ました。
 

商店街を歩きながら「何が食べたいですか?」と訊くので「お好み焼き…」と、久しくお店のお好み焼きから遠ざかっているせいか、口を突いて出ました。「え?お好み焼き?」と言われながら暫く歩いていると、いつも気にしながら素通りしている韓国料理のお店の前に来て、(そうそう!ビビンバが食べたいんだった!!)と思い、「ここはどお?」と言いました。彼も以前から興味を持っていたお店だったらしく、すぐ決まりました。
 

メニューを開くと、やはり焼き肉系が多くて、ランチ時のように「ビビンバ二つ下さい」と言うわけには行かなそうでした。S君はどう思ったか分かりませんが、私の希望も入れながら、てきぱきと以前の中華料理の時のように店員さんに注文を告げ始めました。店員さんのお勧め肉はいかにも脂が多そうなのでやめて、ロース・タン・サンチュ・キムチの盛り合わせ・野菜の盛り合わせ・石焼ビビンバ・普通のビビンバ、そして生ビールになりました。


スプーン2本が付いた石焼ビビンバが来ると、「僕が混ぜましょう」と言って何回も底から返して混ぜ、「食べながらも混ぜないと底が焦げ付くから…」と言うので、しばらくは混ぜながら食べていました。彼が石焼にしなかった理由が分かりました。
焼き肉も焼き野菜もS君が一手に引き受けてくれ、出来たものを私のお皿に乗せてくれるのでした。
 



“エルセレーノ紅梅町”を出てこの1年近く、あっという間だったと言います。環境が激変するので社会人になった1年目は特にそうでしょう。それでもこの間、彼は熊本へ旅行し、暮には北海道を訪れています。今どきの若者は飛行機を気軽に利用するのですねぇ。移動の時間を節約して目的地で長く逗留できますしね。旅行会社のプランも多分、我々の頃より進化してスマートなものになっているのだと思いました。航空会社も増えていますし旅行環境も変わりました。

 

韓国料理店を出てコーヒーを飲みましょうと言うことになり、閉店までの1時間ほどを喫茶店で話しました。そのあと、友人の部屋に泊まるというエルセレーノの前を通って我が家まで送ってくれました。家に上がって貰い、リンゴを剝こうとして断られ、それではとお茶を出そうとして要らないからと言われ、ただ話の続きをしていました。

「明日は友達と高野山へ行きます」と言っていたのですが、(風邪を引かないように・・・)それだけ気にしています。
S君が今年も元気で活躍することを願います。

コメント

  1. 堀川戎さんに9日に行かれたんですね。同じ日に行っていたのですが(昼少し前ぐらい)で商店街で食事して帰りました。もしかしたら 入れ違いだったのかなぁ。並んでお参りでしたね。よい宮だし、午前だし 空いていると思っていたら えらい人でした。戎神社巡りをしていましたが、なんだか福に包まれたような一日でした。今年もよろしくお願いします。次お会いできるのを楽しみにしています。

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  2. 本当ですかぁ~、私は“昼下がり”という時間帯でしたよ、残念!
    福に包まれたような一日・・・素敵ですねぇ(^-^)
    今年の幸運が約束されたようなものですね~
    今度お会いした時、福のお裾分け、よろしくね^^

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