洋裁と私


コスモスの季節到来です!
最近デザインブックを何年振りかで購入しました。スカートや、また流行り出したのか時々見かける裾幅の広いパンタロン風のパンツを作ってみようかな、と思ったのでした。
 

購入した最新版のデザインは、何年も前のデザインとあまり変わりませんでした。人間の体の形が変わったわけでもないのでシンプルなデザインであれば、基本的にはゆとりをどれだけ持たせるか、長さにどれほどの変化を付けるか、程度の違いにとどまるのかな、と思いました。
 

その昔、身長167,5㎝、体重60数㎏の女性の服はLサイズとされ(今でも、かも…)、着られれば、、、体が入れば、、、それが自分にピッタリの服と思っていました。

ところが、洋裁学校を卒業した友人に頼んで作って貰ったコートやツーピースなどは、肩線やアームホール(腕の付け根周り)、ダーツの線の方向が自分の体にぴったりでした。それで服に対する私の眼が一挙に変わり、友人が以前通っていた「関西ドレスメーカー女学院」に入学しました。会社の勤務を終えた後、6時ごろから9時頃までだったと思います。本科と研究科で2年間、卒業時は24歳でした。

 
その2年間のお蔭で、その後の20年近くの間に多くの服を作りました。社内旅行やグループ、友達同士でどこかへ行くとなると、新しい服を夜なべしてでも作り上げることをよくしていました。


その頃から気に入った生地を見つけると、とにかく買い込んでいたので、今も多くの生地をストックしています。時々眺めては、その生地を見つけた時の興奮とかワクワク感が蘇り、楽しい気分に浸っています。もう少し時間があれば、と願うところですが、そうも言っておれず買い求めたデザインブックを見、新しい何かを作ろうとしています。

 
24歳の洋裁学校卒業時に自分の体型でトルソー(ボディーとも言います)を作って貰い、今もそれが十分使えるので、仮縫いが楽にできそうです。自分で自分を叱咤激励してやるしかありません!

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