新年度を迎えて
新しく「エルセレーノ紅梅町」に入居した留学生たちも、2週間近く経ちどうにか落ち着いたようです。
電話もすべて自分で掛けたので会話力があることも分かり、しっかりしているので心配はしていません。ちゃんと診療所に着いて治療してもらい、元気になって休み明けに報告に来てくれるでしょう。
今夜7時半前に新入居の女子学生が窓口に来ました。「魚の骨が咽喉に刺さってるんです」とのこと。鯛の骨だったら大変、と思いながら「何の魚?」と聞くと、スマホを操作して見せたのは中国語で「刀魚」日本語の翻訳では「太刀魚」と出ています。太刀魚の骨は細く鋭いです。思わず「どうしてそんなことになったの!?」と云わずにおれません。テレビに気を取られて手元を見ず焼いた太刀魚を口に運んでいたらしいのです。自分でもありそうなことに「う~ん」と言っていました。
いつもお世話になっている耳鼻咽喉科を紹介しようと「明日は土曜日だけど午前中開いてるから」と言うと、「これから行きたいです」と言います。
「ピンセットありませんか?」と訊くので私は驚いて息を吞み一瞬沈黙しました。すると「ピンセットとは~~」と説明しようとするので「ピンセットがどんな物かわかってるよ。やめなさい、そんな危険なこと」と言いました。それだけ切迫感があったのでしょうか。
この辺りの2か所の総合病院へ電話すると、「担当医がいないので」と言われました。それらは救急病院なのですが・・・耳鼻咽喉科の先生を夜間常駐してもらうのは難しいのでしょうね。
2つ目の病院で“中央急病診療所”を教えてもらいました。休日と平日夜間の急病に対応してくれる診療所が(あとで調べると)大阪市内に8か所あります。教えられた診療所は西区にあり、唯一耳鼻咽喉科を備えた診療所であることがわかりました。
一旦自室に戻り、あれこれ食べたりしても取れなかったようで、9時半ごろ窓口へ来て行き方を確認した上で「じゃあ、行って来ます」と出かけました。
電話もすべて自分で掛けたので会話力があることも分かり、しっかりしているので心配はしていません。ちゃんと診療所に着いて治療してもらい、元気になって休み明けに報告に来てくれるでしょう。
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