中国からのお土産


中国で旧正月(春節)を過ごして日本に戻って来た第一陣の中に、山東半島からの留学生S君がいました。いつもながらの元気な笑顔で窓口に来てくれたので、ご両親や親族とお正月を楽しく過ごしてきたんだな、と思いました。「母が毎日のように片道1時間ほどかけて、80代の祖父母の世話に通っています」と言っていたのですが、「おばあちゃんもおじいちゃんも変わりなく元気でした」とのことでした。


お皿の上、右の山査子は本当に羊羹のようです
「冷蔵庫に貼って」と貰った人形は京劇のヒロインで
“庄姫公主”   12㎝ほどの大きさです
彼が窓口に来て2つの袋から取り出したものは、ドライフルーツの山査子の袋、袋、袋、そしてプラ容器の物も、、、とても驚きました。「こんなに沢山、重いのに持って帰ってくれて・・・」と言いながら、彼の説明を聞いてよく見ると“山査子の製品がそれぞれに違う”のでした。
 

日本でも昔から細長い形の小さな羊羹みたいのがあり子供の時から馴染んできましたが、多分それらは山査子のドライフルーツのイメージで作られたものだったのかな、と思います。

今回のお土産の山査子のお菓子は、羊羹の味・食感であられ切りにした物、細長く少し固めの物、それより柔らか目の物、飴様の物でした。あと、輪切りにして乾燥させお茶にした物もありました。

それらに共通するのは食品添加物が使われていない“不加色素”“不加防腐”、あるいは使われていても“天(然の)色素”“天香精”“天防腐剤”と明記されていることでした。
 
丸く黒いのが茶葉の入っていた柑橘の皮です。右は蓋
右端の紙で包んだボール状のものが開ける前のもの
(お湯呑のサイズは小さくしています)
プーアルの熟茶なので淹れたお茶は黒いです

常々食品添加物を気にしている私にはとても安心して頂けるものでした。「こんなに沢山頂いて1年くらいあるわねぇ、ううんそんなに持たないかも~~」と言うと、彼は「無くなった時は送ってもらえるから」と言うのでした。健康食品なので続けたほうがいいと思ってくれているのでしょうか。
 

インターネットで調べると、山査子の赤い実には、消化吸収を助け美肌・美髪効果も期待できるらしく、中国では漢方の生薬としても利用されているようです。この赤い色はポリフェノールを含み、抗酸化作用もあるらしいのです。冷え性にも効果があるとか・・・
 

食品包装用ラップフィルムの箱のようなものは、1回分ずつ包装されたプーアル(普洱)茶でした。スダチのような大きさの柑橘類の実を、くり抜き乾したものにお茶を1回分詰めてあります。このようなお洒落な
お茶 の包装を初めて見ました。 


去年からS君は、エルセレーノを退去する前に私を食事に招待したいと言っていて、いよいよその時期が来たので連れて行ってもらいます^^。天神橋筋商店街にあり、近所の人たちも留学生も「何を食べても美味しい」という中国人経営の小さな中華料理店です。二人とも行ったことは無いので、とても楽しみにしています。

がこの街にいる最後の日には、私から再度の“うな重”をご馳走しようと、秘かに思っています(^-^)



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