行く秋に


読書するクマの三兄弟
春と共に秋は、過ぎゆくのが惜しまれる季節です。とてもいい季節なのに、年々春秋は短くなっている気がします。吹く風が強くなっているな、気候が荒れ勝ちだな、と数年前から私も気付いていました。それだけに今年も、去っていく秋を惜しむ想いがつのります。
 

読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋etc…とありますが、私にはこの秋は“人との出会い・交歓の秋”でした。この秋初めて参加した、ある俳句の会の7,8人の初対面の人々もそうでした。先生は丁度私と10年違いの年下の女性です。新参者の私にはまだ様子は良くわかりませんが、どうやら先日の忘年会で、四方山話に打ち興じている間に、私があるいは最年長なのではないかしら?と思い至りました。
 

そう認識すると、人見知りをあまりしない私は、元からいたような厚かましさで余計に皆に馴染んでしまうのでした。偶々先生の前の席だったので、先生とも色々なことを話しました。先生も率直な方で、お互い長男の嫁としての苦労話などもしたのでした~~アハ。

 
忘年会の会場となったお店は、桜橋の日本料理店“北 瑞苑”でした。私は今年の1月にも女子会で来ています。お料理は少しずつあれこれと出て来て女性にはぴったり!おなかも満足でしたし、器も凝っていて楽しめました。

 

人との出会いでは、初めて逢った人ばかりではなく、旧知の人や久しぶりに会う人にも喜びを感じます。「人と人とで織りなす人生模様」と云う言葉もあり、(今日はどういう人と巡り合えるのか)と想うと、毎日が楽しみになってきます。

 

私の仕事場である留学生住宅には、保育園に通っている2歳4か月の女の子がいて、夕方帰って来ると真っ直ぐ私の所へ来ます。まるまるとして本当に可愛い子で、この子との出会いも嬉しいことでした。



先日、仲良くしている男子留学生が「アオヤナギさんと出会ったから、ここでの2年間は一生忘れない。出会わなかったら只の2年間。」と言いました。彼はとても清々しい雰囲気の若者であり、彼にそう言ってもらって、私は非常に嬉しく励まされました。

 

そして18年前に1年間だけ入居していた元留学生が、その後数年日本に居たので交流はありましたが、帰国して音沙汰が無くなった後15年振りに我が家を訪れ、その後ずっとラインで頻繁に動画を送ってくれるなど交流を続けているのも、元気の素、です。

 

「結婚して子供が出来たら連れてくるから待ってて・・・」という、彼女もいないのに云ってくれる男の子もいて私、引っ越しできない~~





       〈“北 瑞苑”の当日のお料理
            “ お品書き” が無かったのが残念


戻り鰹の叩き
 


 


こまごまとしていますが、「これは綺麗!」と
皆がスマホを取り出していました
 


 


お刺身や甘く煮付けた椎茸、海苔などが
乗っていて、混ぜて頂きました
「白いご飯にじゃこ」のお代わりが出来るそうでした

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