寒かった万博公園

 
先日万博公園へ行って来ました。
半世紀近く経っても堂々たる存在感があります

ホテル阪急エキスポパーク内の日本料理店“花せんり”でのお食事と、公園内散策が目的の集まりでした。15人ほどの人数に丁度いい大きさのお部屋で、壁も仕切り戸も床も木造りの味わいの落ち着いた雰囲気でした。次々に運ばれるお料理はどれもきれいで美味しく、最後に小ぶりのお茶碗でお抹茶が出て来たのも予想外で嬉しく、皆さんとても満足の様子でした。
(ちなみに献立名は“喜婦人”、納得です)



先付・・・桜花豆腐(いくら・桜長芋・木の芽味噌)


 







お造り・・・桜鯛・鮪
煮物・・・筍・小芋・人参・南瓜・蕗・木の芽



焼き物・・・鯛山椒焼き・茄子田楽・花蓮根







強肴・・・天ぷら(海老・白身魚・ししとう)
じゃこ御飯・赤だし・香の物


お薄・水菓子・果物








お食事のあと、「万博公園内を汽車でひと回りしましょう」と聞き、(エッ、線路もないのに!?)と思いました。しかし、乗った感じはゴトゴト感があり、そう柔らかくない座席・窓の雰囲気など、『汽車』でしたねぇ。4両連結でしたし、、、小さい子は(汽車に乗った)と思い込むのではないでしょうか(^^
 
その日は春の嵐とでもいうような雨と風で、傘も時に飛んでしまいそうになるほどでした。春の一重のコートと、珍しくもスカートという軽装の私は、寒くて公園に長居するより、(早く梅田にでも帰って温かいコーヒーをすすりたい)と思っていました。しかし、汽車に乗って見た公園内の景色は素晴らしいものでした。1970年の万博が終わった後、整備に整備を重ねて今や万博公園は完璧なものになっているのではないでしょうか?

 



車窓からはうまく写せなかったのですが
万博のシンボルマークを見つけました。



[ニュージーランドのパビリオン跡]という小さなプレートを見せてもらいましたが、「万博を開催した」証(あかし)は、やはり「太陽の塔」であり、その右に出るものは無いでしょう。半世紀近く経った今も尚、見る人の眼を射抜き、異彩を放っている「太陽の塔」です。「芸術は爆発だ!」の岡本太郎氏は、やっぱり天才なのですね。




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