虫歯治療
気ぜわしい年の瀬に何たることか、虫歯の治療をすることになりました。もう何年も前、最後に治療してもらった際、(もう虫歯の治療などまっぴら・・・、もう虫歯にはならない・・・)と固く決意していたのに、、、です。
上前歯の2本の間がきっちり詰まり過ぎていて、水も空気も唾液も通らなくて“虫”に巣食ってしまわれたのでした。数年前にそれらしき影に自分で気が付いていて、定期検診の時に「何か気になることありませんか?」と歯科衛生士さんに訊かれ「実はここ、歯と歯の間に少し影があるでしょ」と懸念を打ち明けたのでした。それが先生に伝わって「ほっといたら立派な虫歯になります」とその時言われたのでした。
それから1年程経って先日の定期検診の時に、いよいよ先生の口から「今なら大した工事にならないから、してしまいましょう」との宣告があったのでした。
もう、放っておけない、という意識もあったので2日後に処置してもらいました。口の周りだけ開いたタオルを顔に掛けられて、思わず笑っていると先生が目の辺りを少しめくって「眼鏡を掛けて」と言われるじゃありませんか~。手に持った眼鏡を掛けると目の前に鏡があって、そこに自分の口周りの状況が映っています。またまた笑ってしまいました。。。この歯科医院は個室なのでリラックスできて、その点も気に入っています。
「先生、、、一番よく見えるところの歯を虫歯にしてしまうなんて最低ですよね・・・」と言うと、「あんまり大きな声で言うと具合が悪いですよ・・・、差し歯にするほどの人もいるんだから・・・」とのこと。。。そう言えば我が夫もそうでしたね。私が早い時期からヤイヤイ言っていたのに相当進んでから他の歯医者さんでしたが、差し歯になったのでした。
虫歯治療の日、受付で支払いなどをしている時に歯の裏がざらついているのに気づきました。
その場で言うと「接着剤が付いているのだと思いますが、今日は・・・」と受付の女性が言うので「じゃあ来週のことにします」と言って帰りました。しかし1週間というもの、その1枚の歯の裏のざらつきが気になってストレスになっていました。予約の日を心待ちにして行ったところ、先生は一生懸命に接着剤を取ろうとしてくださったのですが、見ただけではわからないのか取り切れていず、でも(本体の歯を削ることになっても)と思うと、その時は適当に切り上げたいと思ったのでした。
そして天皇誕生日を挟んで次の日の朝、電話を掛けました。先生が出られたので「やっぱリ未だ気になります」と言い、その日の最後の時間を取っていただきました。私は先の細いお箸を1本持参して、それでザラザラしている箇所、少し盛り上がっていると感じる箇所を先生に示してわかってもらおうとしました。半分(無理かな)と思いつつ「適当でいいです」みたいなことを言うと「いや、それではいけません」と言われ、一生懸命に色んな器具を使って治療を施して下さり、いつの間にか元通りのつるつるになりました。
この重なり部が“虫”の棲家 になっていました。 治療後もみかけは変わりません。 写真小さく出来ずちょっと恥ずかし。。。 |
先生は「これからは接着剤が残っていると思われるような時はすぐさま取り除くようにします」と 他の患者さんにも善処する旨、約束してくださいました。私は帰り際、受付の女性に「先生の努力に感謝します」と言って辞去しました。やっぱり虫歯治療は大変でした~~。
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