機関紙の手配り

今年も早や4か月が過ぎ、ゴールデンウィーク真っ最中となりました。街中が静まりかえっています。車の音も建設中のマンションの物音もしないところはお正月のようです。

今朝、所属するボランティア団体の機関紙を他の会員さんに届ける手配りをしてきました。私はこの地域の11軒を担当しています。南北は大体曽根崎通りから扇町通りの間、東西は梅田近くから大川の帝国ホテル周辺まで位の範囲です。歩けば1時間半、自転車なら30分強でひとまわりです。

静かな町を自転車で回遊するのも楽しいな、と思いながら走っていると右に曲がるべきところを危うく真っ直ぐ行きそうになりましたが、なんとか引き返さずに曲がれてOK…郵便受けに投函して、そのお家の前のマンションの植え込みのツツジが満開になって咲き誇っているのに気づきました。ピンク・白・赤、そして葉っぱの緑のグラデーションの妙、その美しいこと…街の中でも季節はちゃんとその時々の“おしるし”を刻みつけながら前へ進んでいくのだと思いました。

何軒かに投函した後、ある会員さんには弁護士事務所経由となっているので、いつものオフィスビルの前まで行くと、ガラスの自動ドアが開きませんでした。あるいはそうかも、と考えていましたが“当たり”でした~。休み明けの7日に配達します。

そこから次は扇町公園を突っ切って(親子連れで公園は賑やかでした)、2,3か月前小さな火事で1階のテナントさんのスペースが燃え、その小さいビルの壁面も焦げていたのが最近きれいになったマンションへ行きます。途中でポツリと降ってきたので、本格的に降ってきた時の傘が無い中での対策を考えている間に、ポツリが止みました。

さすがに多くの人で混雑している天神橋筋商店街を天満駅のところで横切って友人も住んでいるマンションへ行きます。逢えばお茶か食事でしたが、ま、言ってみれば一瞬の間なので無理ですよね。そこからはまた別のマンションへ配達に行きました。ここは道路から建物までのアプローチが階段と坂なのですが、短い坂を直角に4,5回も曲がらねばならず、いつもチャレンジのつもりで自転車に乗ったまま坂を上がります。今日は成功でした。

一旦帰って昼食を摂り、2時過ぎにそこだけ離れた大川沿いにあるマンションへ向かいました。天神祭のときは花火が綺麗に見える、という触れ込みで販売された億ションです。メール室という、畳半畳位のスペースに入るのに管理人室を呼び出してドアを開錠してもらいます。チラシなどは入れさせないよ、という造りになっています。

右前方がカフェ、左の方に帝国ホテル、右がOAPビル
画面真ん中をよぎるように照明が嵌め込まれています。
下の写真は真ん中辺りの照明器具が途切れたところ
もう一つの目的だったカフェでコーヒーを飲みながら、読みかけの本を区切りまで読んで出ました。するとチィーチィー、チュクチュクとどうやらツバメらしい鳴き声が聞こえました。何年ぶりでしょうか!もう永い間その姿も見たことが無かったのに、巣があるではありませんか!
帝国ホテルと隣のOAPビルの間の広場の上に蛍光灯の照明が嵌め込んであります。その端っこにある隙間二か所にツバメが巣を作っているのでした。いい考えですよね。天敵に襲われる心配もないし蛍光灯のほんのりした温かさもあって、子ツバメちゃんには安心な住まいですものね^^。

ちょっと小柄なお母さんツバメが巣を飛び立っ曇り空の下、大川の方へ向かっていきました。餌の虫が沢山獲れればいいねと見送りました。

枯れた草のように見えるものは近くの公園に同じものを見つけました。

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