とりとめもなく

先日の「桜の名所と言われている原谷苑行」は、私には幻に終わりました。
前日からお弁当の準備、トレッキング用レインウェア・シューズ、大きめのザック、小さめのグランドシートなど…全部用意していたのにです。

15日(水)の朝、“晴れていても突然の雷雨がいつどこで起きてもおかしくない不安定な大気”と報じられていたので、幹事さんの一人に電話をしました。「とにかく、阪急烏丸駅で集合してみようか」と話し合ったところなんやけど・・・とのことでした。なお話しているうちに、知らず知らず「私、やめます」と言っていました。アレッと自分でビックリしたのですが、多分突然の雷雨となんとなく痛い膝への不安がそう云わせたのだと思いました。おかげで家でお弁当を食べるはめに・・・

翌々日の俳句の会で、先生に「名句を逃したね!」とからかわれましたが、ほんと行けなかったのは残念の極みでした。なかなかあれ程北の京都へは、行きたいと思っても行けるものではない、と皆が云います。当日は電車の中からもう晴れ出して、絶好のお花見日和だったそうです。
原谷苑と仁和寺での先生の句・・・「坂滑る原谷苑の花吹雪」「花越しの仁和寺の塔くっきりと」

ちなみに造幣局での私の句
            ・・・「外つ国の人も愛でいて花の道」「花天井ついばむ雀一羽二羽」

コメント

  1. あれっ!昨日拝見したら”徒然なるままに”。。。だったと思いましたが。!?今年4月近場のお花見は天候不順で、寒く雨の日も多くて私も一両日しか見る事が出来ませんでした。先日テレビで原谷苑が放送されていましたね、私も昔に一度行ったきりですが、手が入れられた造園美がとても綺麗なところですが、有料と云う事もあり私的には。。。山桜の素朴な風景の方が詩歌、また絵になるかと思います。
    本日も雨模様でなんとなく気持ちが沈みがちになりますが、新芽の緑が鮮やかに目に飛び込んできますし、幼い鶯の鳴き声も聞かれます。これからは花水木、ツツジへと季節の花は巡っていきますね。

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  2. 今回はこちらのタイトルの方が気持ちに合うような気がしまして…
    原谷苑、放送していたのですか、、、残念!意外に多くの人たちが「行ったことある」といわれるので、ひとり取り残されたような気がしないでもありません。この春、特に桜が開花してから天候不順が続いているような、三日と晴れた日は無かったような気がしますね。

    日々の生活の中に鶯の鳴き声があるというのはなんて素晴らしいことでしょう…羨ましいです。留学生住宅の前庭のツツジがそろそろ咲き始めてい、花水木の街路樹が近隣にあるので楽しみにしています。小さな自然に目を向けて楽しみたいと思います。

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  3. 山が近くて田舎なんですよ。やっと晴れ間が続いて初夏の雰囲気ですね。。。
    やはり俳句も楽しまれているのですね、吟行のタイミングだったのですか(^^)/~~~
    お仕事もされ、趣味も色々お持ちですね、羨ましい限りです。
    古傷の膝はご心配でしょう、ご無理なさらないようご自愛ください。

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  4. ありがとうございます。膝の痛みが自分のものになるなんて、夢にも思いませんでしたがやっと一人前ということ?!頑張って治そうとおもっていますよ^^

    “吟行”なんて専門用語をよく御存じですね~「俳句は写生」と伝統俳句では言いまして、自然の中で遭遇したことを捉えて五七五のなかに季語と共に詠み込むのですが、やはり机上で考えるよりも、野山へ出かけてその光景を実際に見る方が、自然ないい句が出来るような気がします。

    27歳から「いつか遠い将来に、紙と鉛筆だけで出来る趣味を習っておこう」と会社の俳句部で始めたのでした。7,8年経ったところで作法もわかり、自分の能力にも見切りをつけてやめていました。でも俳句や短歌がやはり好きで、新聞の文芸欄は毎週楽しみに見ていました。今回はボランティアグループにたまたまサークルが出来たので入りました。
    自分が作るより、他の人たちがどういう句を作られるのか、それが楽しみです。。。

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