1000万ドルの夜景

           

           午後7時過ぎの摩耶山 掬星台からの展望
夜が深まるにつれてもっと輝きが増してくるのでしょう


いつから神戸の夜景100万ドルが1000万ドルになったのか分かりませんが、あちこちの案内図に1000万ドルとなっていました。煌めく神戸の夜景・・・変わらず美しいものでした。


息子Yが車を購入した際に行きたい場所、として私が口にした中の一つに六甲山がありました。

「阪急の六甲駅迄行くから」という私に「いや、とんでもない。電車に乗らないで下さい。コロナ感染はひどい状態なんだから」とYは言いました。彼が大変用心深いことを普段の街歩き等の時に感じます。この時も電車に乗るまでの、或いは降りてからの私の動線を想像しその上、膝の状態など全て含めて”電車に乗らないで”と言っているように思いました。

私をピックアップするために大阪へ来て、彼の言うには”一週間分の果物(ネット入りオレンジ・マンゴー・梨・プラム)”とペットボトルの水を下ろして、私の用意したドリンク類と私を積んで同じ道を神戸方面へ戻ったのでした。


車に乗り始めて一年と数か月ですが、スマホと車のナビを結ぶなどソフト面を含めた車の扱いや運転技術など、横に乗っていて不安に思ったことはありません。           初めて私が乗車した時、スタートしてすぐ大きな体で頑丈な車体を大きく何度も揺らして私を驚かせて大笑いするのでした。車内でかける音楽は訊いてくれると「ここでないと聴けないアラブの曲」とリクエストします。この日は珍しくマイケル・ジャクソンをリクエストしました。高速道路を大音量で走ります。何と気持ちのいい事…誰にも遠慮はいらない。。。


車を止めて展望台へと続く道を歩いていると煙のような白っぽいものが樹間を漂っています。「あ…」と少し緊張したようなYの声、「ううん、大丈夫。さっき車の中から見るとこの辺りの山の上に雲が懸かっていたから…濃い霧、ガスよ」と言うと安心したようでした。

展望台に着くと先客が数人いて、漂う霧と薄雲に覆われている神戸の街ははっきり見えませんでした。「梅田も関空も見えるんだよ」などと話している内に夜景は徐々に鮮明になって来て、駐車場からとケーブルカー🚠からの人々が続々と展望台の柵に押し寄せるようでした。もう十分に見た頃、気温も下がって来たので元の道を辿り駐車場へ向かいました。

途中でイノシシ🐗と遭遇したのですが、じっとしていたらしい🐗の傍を通り過ぎてから教えられ、振り向くと暗い中にそれらしい丸い背中が二つありました。「静かにしていたら大丈夫だよ」と言うので、ひたすらそっと歩き続けました。駐車場から歩いて来たグループに「イノシシがいるから静かに通り過ぎて下さい、大丈夫」と告げて感謝されていました。


帰路、道沿いにパスタの店を見つけて立ち寄りました。「もうこれ以上は無理…」という位明日の分まで食べて満足でした( ^ω^)・・・



    まだ日没までに時間があり、霧の流れる様子や色々な雲が興味深いものでした


      イカ墨パスタと生地の薄いマルゲリータピザが特に良かったです…           
  

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