至福の時


日曜日の朝は、新聞の別冊のような日曜版のエッセイ欄二つを読み、ついでに同じ面の漫画や読者の投稿なども楽しみつつ朝食を摂るのが長年の習慣になっています。親が見たら叱られそうですが・・・。
その時間、バックに流れているのが静かな語り口で解説されるクラシック音楽、であれば日曜朝一番の過ごし方としては満点です。何かに煩わされることなく自分の好きなものに囲まれて時を過ごすのは”至福”と言えるでしょうね。

 

そのNHKラジオの番組“音楽の泉”を3月から4月にかけて2回ほど聞き逃した後の週に聞こえてきた解説の声は、物静かで耳に快いものではありましたが、いつもの皆川達夫さんではありませんでした。(あれっ!皆川さん、ついに引退されたのかしら)と思い、最後の回の放送を聞けなかったことを残念に思っていました。

それから間もなく、報道で皆川さんが419日に92歳で亡くなられたことを知りました。最後の回、329日の放送が、録音されたものであったとしても氏が最後のお仕事をされた後、419日に旅立たれたというのは何とも言えず・・・ただご立派です。

 

30年余りも“音楽の泉”を担当されたのは、並大抵では出来ないことと思います。その時間にラジオのダイヤルを合わせるようになって10年くらいでしょうか。

心から尊敬の念をもって哀悼の意を表したいと思います。 合掌

 
鉄線の花言葉・・・高潔ほか

 
型連休初日の今日、朝の一仕事を終えて(”駅ピアノ”でもやってないかしらん)と思いながらテレビをONにしました。するとどうでしょう!”空港ピアノ”の画面が目の前に広がったのでした。本当にラッキー!幸せ!ついてる・・・

 

それはアメリカのミネソタ空港でした。途中からだったので3人の奏者だけでしたが、一人目は赤ん坊を膝に置いて、3歳くらいの女の子を横に座らせた元オーボエ奏者のお母さんが真っ赤なピアノを弾いていました。横で女の子も鍵盤をぽろぽろと叩いて楽しんでいるのでした。

次の男性は「音楽は神様が与えてくれた素晴らしい物」と言い、最後の男性は「音楽は地球上のあらゆる魂と繋ぐことが出来る」と言っていました。

 

最近世界のあちこちで、空港や列車の駅の待合スペースに黒や赤、偶にサイケな模様の入ったピアノが置いてあるみたいで、このNHK BSテレビ番組で登場してきました。スタインウェイ等の世界的な名器は滅多に見掛けませんが、YAMAHAのピアノも素晴らしい名器ながら駅や空港に置いているところもあり、ネームを見つけるととっても嬉しいです。日本では神戸駅のYAMAHAの黒いピアノを番組で見ました。

 

ピアノの前に座る人は老若男女、地元の人、旅人、ホームレス・・・様々ですが、一様に皆さん音楽が好き、ピアノが好き、でクラシック・ジャズ・ポピュラー等、そして自分で作曲したものなど本当に音楽が好きなんだなぁと、その楽しそうな顔と指の動きに見とれてしまいます。
 

30歳を越えた頃、電子オルガンを習っていました。
先生が「ひとの3倍練習しなさい」と~~
 


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